ミックスジュース
関西人のソウルフード。
ミックスジュース。
皆さんも一度は飲まれたこと、おありですよね。
昔も今も、子供も私も大好きです。
ミックスジュースの歌、知ってます?
本当に、あの歌のとおり、飲むと良いことあるんじゃないか、と思えるほどのパワーがあると思います。
あの、ゴージャス感。
棚にしまってあったフルーツの缶詰(だいたい、桃とみかん)を全部開けてミキサーに放り込み、バナナと牛乳、そして氷を投入してスイッチオン。
甘み調節で缶詰の汁を適度に入れます。
濃厚な香りとねっとりとした味わい。
もったりとした喉ごし。
お腹も大満足。
本当に贅沢な飲み物だと思いませんか。
朝から作った日には、まるで王様の朝食でも食べているかのような感じ。
さて、ミックスジュースといえば、友達のお家に大人数で遊びに行ったときに出てくるもの、というのが定番でした。
◯◯ちゃんのおばちゃんが(関西では◯◯ちゃんのおかあさん、ではなく◯◯ちゃんのおばちゃん、と呼ぶのが普通)、遊んでいる私たちのもとへニコニコしながら、はーいミックスジュースやで〜、とジュースが入ったグラスを盆に乗せてきてくれたシーンが思い浮かびます。
だから、幸せな印象が強いのかもしれません。
大人になった今、あれは子供達へのおもてなしに最適のおやつだったな、と思うのであります。
栄養バツグン、手作り、豪華な感じ、棚の缶詰の処理……。
おかあさんたち、ありがとうございました。
私も子供の友達がいっぱい家に来た日には、ミックスジュースを作ってみるか。