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このくらい?

 プロ野球やきゅう選手せんしゅつまが、ホームセンターでものをしていた。


 そこでなべつける。まえから「なべおうね♪」と、おっとはなしていたのだ。


(お値段ねだんもお手頃てごろだし、このなべさそう)


 とはいえ、不安ふあんがある。


 なべ場所ばしょは、「台所だいどころのここ!」とすでにめているのだ。このなべは、そこにはいるだろうか?


 ったあとで、「おおきすぎてはいらない!」というのはこまる。


 になるのは「おくき」だ。


いますぐ確認かくにんしよう)


 今日きょうはプロ野球やきゅう試合しあいがないので、おっといえにいるのだ。ちょうどいい。


 さっそく電話でんわをして、事情じじょうつたえる。


「そういうわけで、あの場所ばしょの『おくき』がどのくらいあるのかを、いますぐりたいんだけど」


「わかった。台所だいどころ確認かくにんしてくるね」


 じゅうびょうくらいって、おっとからかえってきたのは、


「えーとね、ちょうど『一塁いちるいベース』がすっぽりはいおおきさだね。これはちがいないとおもうよ。すっげー自信じしんがある」


 自分じぶんれているもので説明せつめいしてくれるが、


「・・・・・・」


 こっちは『一塁いちるいベース』のおおきさなんて、らんがな。


次回は「わけあり物件」のお話です(※ホラー要素がありますので、苦手な方はご注意)。

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