夢園
人類の集団意識の片隅にある幻生花園には、人々の意識の花が咲く。
人知れず咲き、散っていく花。その花々の物語をオムニバス形式でお届けします。
第二話は散文です。視覚的散文をお楽しみください。
花の螺旋階段を伝って
行き着いた先ときたら
今まで見たこともない花々の
咲き誇る美しい園で
その凄まじいほどの見事さに
ただ呆然と立ちすくんでいると
緑色のへびや小さな白いドラゴンなどが
ざわざわと花の間から覗き見るので
私はこれは夢に違いないと
恐ろしさも忘れて花を摘むように
彼らの尾を掴んで
束に
す
る
と だのな夢りはやはれこ ああ くなもで物何の外以束花 はれそと
あたりを見渡すと 花の間ですやすやと眠っているのは紛れもなく私
な
の
で
げあて立仕に冠花をンゴラドやびへ のりかばだん摘今たった
眠っている私の頭にそっと載せると 私はなにか良い夢を見ている
か
の
一体全体どんな夢を見ているのだろうかと うをり返寝 み笑微にうよ
覗き つ
込 の
む で
と あ
私 っ
でま今、度丁 り登を段階旋螺 は た
見たこともない 色とりどりの
花々の
咲き
誇る
美しい
花園に
ただ呆然と
立ちすくんでい
る