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幻生花園  作者: 時輪 成
2/7

夢園

 人類の集団意識の片隅にある幻生花園には、人々の意識の花が咲く。

人知れず咲き、散っていく花。その花々の物語をオムニバス形式でお届けします。


 第二話は散文です。視覚的散文をお楽しみください。


花の螺旋階段を伝って                       

         行き着いた先ときたら

                  今まで見たこともない花々の

咲き誇る美しい園で

        その凄まじいほどの見事さに

                    ただ呆然と立ちすくんでいると

緑色のへびや小さな白いドラゴンなどが

                 ざわざわと花の間から覗き見るので

私はこれは夢に違いないと

           恐ろしさも忘れて花を摘むように

                         彼らの尾を掴んで

                                束に

                                 す 

                                 る

  と だのな夢りはやはれこ ああ くなもで物何の外以束花 はれそと

  あたりを見渡すと 花の間ですやすやと眠っているのは紛れもなく私

                                な

                                の

                                で

    げあて立仕に冠花をンゴラドやびへ のりかばだん摘今たった

    眠っている私の頭にそっと載せると 私はなにか良い夢を見ている

                                 か

                                 の 

 一体全体どんな夢を見ているのだろうかと  うをり返寝 み笑微にうよ

                   覗き つ

                    込 の

                    む で      

                    と あ

                    私 っ

     でま今、度丁 り登を段階旋螺 は た

     見たこともない 色とりどりの

                 花々の

                   咲き               

                    誇る  

                     美しい

                      花園に

                       ただ呆然と

                        立ちすくんでい

                              る 



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