誰かにとっての記念日
うーみー
作家様のブログで海を見ていらっしゃったので、きてしまった。別に新コンセプトカーイベントを見たかっただけではない。横浜だけど。
Twitterキャンペーンなどギャラリーの雰囲気が随分と変わっていた。なんだか「知の倉庫」とかそんな感じ。
せっかくなので、横浜散歩。
香水ガチャとかしながら街ぶら中。
珍しく空腹感を覚えて、適当なラーメン屋に入った。そこでの会話。どうやら55時間ラジオという令和の時代にスポ根感溢れた企画がなされているらしい。
シニアパートナー定年後に見える2人組。吉田拓郎さんという方のラジオがあるから、今から帰るとお店の方と話していた。
名前は聞いたことあるかな?と思って調べる。
半分くらいの出演者について、名前ぐらいはなんとかわかる。
ブラウン管とか含めて明確に見た記憶があるのは、この地域出身のお笑いコンビとか、散歩したりする司会者、昔からいるイケメンか。
今から24年前だったか、やたらとハイテンションなラジオの公開番組でイケメンに会えます!ってやっていて応募して当たって見に行った。
さらに会場内のリスナー5人をその場で抽選しクイズに回答するというゲームがあり、何故か当たった。
ステージ上目算10mぐらい先に、このイケメンを見たことがある。まだ中学生かそこら。コールドリーディングなど身につける前。
大変綺麗で笑顔な「ビスクドール」。
目が「笑ってなかった」。
「つまらない」。石ころレベルの興味すらこちらに持っていなかった。これが「特別な人」。
司会者は躁鬱気質が透けて見えるし、特別な人はやはり特別なんだ、とそのラジオ番組自体をそれから聴かなくなった。
降りる時に見たステージ上から見る我々は完全に単なる背景だった。顔もわからない。なるほど、と思った。黒い人だかり。単なる数。
今、こうして青果市場からみなとみらいを見渡しても、我々は映し出される風景でしかない。
個人的にはここから見るみなとみらいが一番横浜の夜景として気に入っている。誰もいないのがいい。
ふむ。この地域ご出身の方が一首詠まれたと記録されている。優しい詠み手だと思った。音が柔らかい。
春の海 終日もまた 日暮らしに 連なる時の 飛び去りしまま
思わず、明治時代を代表する国文学者様の一句を改変してしまった。
2泊3日とは、まー、素晴らしい。
帰ったら聴いてみようかな。
ライトアップされた真っ暗な海を見ながら、そんな気になった。




