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it was Greek to me

ご冥福をお祈りします。


人は生まれたら死ぬ。

これは決まり事であり、例外はない。


今までもそうであったように、これからもそうであるように。いつか自分に降りかかるまで見続ける儀式。


我らの産業における偉大なる功績者がお亡くなりになっていた。

トルコ・シリアの地震はすでに東日本大震災を超える死傷者となった。


俯瞰的に見れば、死者は単なる「数」になる。だが、当事者には誰であれ「たった一人」。嘆きは何一つ変わらない。おそらくは、いつの時代においても。


物質として人は単なる炭素の塊でしかない。だけど、思考するし、死者を悼むという気持ちがある。


一方で、今日すれ違った学生達が話すように、チョコレートに関する悲喜交々もまた現実で。


人は自分が知覚出来る範囲を超えてしまい過ぎたのかもしれない。知らないことを知る幸せと知らないままの幸せ。正解のない問いかけは揺れる天秤。


誰も決めてはくれない。

少なくとも、自分が知覚出来る範囲でやれることをするしかない。無駄だとわかりながら、祈るしかない。


無神論者で無政府主義者の祈りなど、無駄の極みだとは思う。どうか、ご遺族の方々に、少しでも故人の願いが伝わりますように。


おやすみなさい。安らかなる眠りを。

破られることなき、静謐を。

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