機械人形の左顔
ああ、そうそう。
プロファイルはひとつ作るというより、メインを作って補強していく形が多い。
なかなか精度が上がらない「王様」の物語だと、まず事象を並べ「彼」の全体的な時間を作成する。ガントチャートなどのグラフが見やすい。製造業的にいえば「彼」という「製品」を作るタクトタイムを割り出す。それを俯瞰して「該当時間」を探す。転換点っていうとわかりやすいかな。ボトルネック。
「彼」の物語だと、特許明細書でいうところのpreambleは「バンドを組むまで」。
信頼度は「本人」と「幼馴染」が1番高い。事象のメインは学生である。そんなに矛盾しない。
気をつけるのは「証言した時間」、30歳の「証言」と60歳の「証言」だと30歳の「証言」を信頼高とするんだけど、当時は言えなかったというところは差っ引いて考える。
「王様」のバンド解散から3年後のインタビューとかみると「きちんと該当時間を評価している」。この人だけは「解散理由をギタリストのせいにはしていない」。なお、この方の信者はギタリストが大っ嫌いしかお会いしたことがない。後年にギタリストに対して皮肉を吐いているのは、この方も同じなんだが、そこはスルーする。「王様」なら何してもOK感。いや、まあ、うん。
ギタリスト本人ですら、後年はどこか的外れな言い訳もしてるけど原則自分のせいにしている。本当に「そのときの感情に素直である」。「王様」のせいにしがちというより、単にビジネス発言である。
大体、高校2年生で自分達では「王様」に勝てないと判断して、自分達が生き残る方策として「王様」から逃げるを考え実行するという離れ業を実行している。そして「王様」の場当たり的な行動でエンカウントして、ご自身の予想通りに負ける。
現状把握能力は大変高い。選択肢もミスってない。相手があまりに悪かったとしか言えない。
大量のビジネス発言に紛れた「未練」が「王様」に嫌われることを理解していないとは思わない。そこが「ダサい」し「魅力」なんだろうが「王様」がまず「帰還」されない原因だと思っている。
個人的には最も発言の少ないベーシストが1番わかりやすく「王様」の「気持ち」を汲んでいると思った。プライド高いプロファイルなのに基本的に言わないし、肝心なところは「忘れる」方だが。ギタリストについていった割には、結構、ギタリストに対してきついことも言っていて面白かったりする。
「該当時間」を「バンド解散、1987年12月24日」とするなら、最低限必要なプロファイルは4つ。「本人」「ギタリスト」「ベーシスト」「2人目のドラマー」。
「該当時間前」は「バンド活動期間」になるので、「サックス」「最初のドラマー」「もう1人のギタリスト」の「証言」が必要になる。もちろん証言や事象には軽重をつける。
「該当時間後」を「ソロ最初のシングル発売前」とすると今度はご本人の「発言」に加えて「解散後の後夜祭」から「他国での本人証言」など事象が重要性を増してくる。




