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テロリズム

「テロ」の目的は「社会への反逆」であるとするならば、「目的達成」のためには入念な準備がいる。


まずは「下調べ」。目標や市役所に電話をかけて必要事項を聞き出す。なにせ競争相手は膨大だ。「矢吹 丈」から「ルパン3世」まで多種多様な特別技能職な方々との重複を回避しなければならない。しかも選択を間違えると「ラーメン界の勇者」のような勇足となる。ここは慎重に行動する必要がある。


更に「社会への反逆」である以上「固定概念」は捨て去るのが当然だ。「女の子だから赤いランドセル、男の子だから黒いランドセル」などくだらない常識の押し付けは、それこそ「テロリズム」に反する。


最近はパステルカラーもあるのだから、ここは「内通者」などを探すか「下調べ」段階で「必要事項」を確認する。特に実行日時は大切な情報だ。きちんと共有する。慌てても意味がない。落ち着いて行動しよう。


次は「物品調達」である。最近はふるさと納税の寄付などでも「手段」自体は安易に達成できるが、途中から一般財源に組み込まれる可能性がある。


あくまで「目的に沿った目標達成」に対する確実性を狙うなら、まずはよく知る場所などで実行する方がいいだろう。


当然ながら「不発」などを回避するためにも「新品」、衛生管理が行き届いているものを調達する。ここで有り合わせの自宅のゴミとかで間に合わせてはならない。あくまでも「確実性」を優先する必要がある。ゴミはゴミの日に出せばいい。


ここまでくれば、大体の準備は整っている、実行日を待つばかりと言えるだろう。


実行日当日の1番の注意点は「駐車場」だ。

場所によっては「駐車場」がない。近隣に駐車スペースがあるかは、予め確認しておくといい。一時的に「目標地点」におく手もある。「内通者」と相談するといい。路上駐車はいらない警察の介入を招く。避けるべきだ。


ここまでくれば、あとは「実行」するだけ。

手配師の如く、颯爽と目標地点に向かい、荷物を渡して立ち去るだけである。


そう、これら一連の「行動」により僅かかもしれないが「社会を変えるという目的は達成される」。


一発2、300円の銃弾ぶっ放したところで「この世界は」何も変わらない。「社会への反逆」を謳う「テロリスト」なら、きちんと「社会が変わる方向」に行動しなければ「目的」は達成されない。


この国のジニ係数は、2017年の所得再配分前で0.5594。社会騒乱ラインの0.4を超えている。つまり、いつ「革命」が起きてもおかしくはない。


だからこそ、我々「無政府主義者」は単なる「過去ばかりを非難する批評家」であってはならないし「安上がりかつ無差別な暴力」や「場当たり的に撒き散らされる無分別」で「目的」を矮小化してはならない。


そう「テロ」を実行するには、大変な準備と強靭な意志、そして勇気が必要だ。


一人一人が、その「意識」を持ち合わせた時こそ、今度こそ、真の「革命」が起き、あなたは「勇者の1人」になれるのだろう。


単なるアバターに「命」を吹き込んだ「中の人」として。

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