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天気予報

相変わらずの夜中の散歩。

寒い。だけど、思考回路はパソコンと同じで熱を持ちやすいから、空冷には丁度いい。


目的地がないと、散歩しにくいから大体、2キロ先のコンビニとかスーパーを目指して歩いて帰る、を日課にしている。


そんないつもの日課の最中。

買い物袋を持った2人組。会話が聞こえる。


「今日、これから雪だって」

「まじかよ。俺晴れ男だから大丈夫」

「雪、関係なくね?」

「今日の運勢、よかったのにな」


天気予報と占いが同義語。

最近は気象衛星も発達しており、占いとは違うと思うんだが。


昨年は占い本が預言書レベルで当たり過ぎた。

恐ろしくて、近づけない。


占師様にも確認を取りに行くレベルな的中率。占い代をお支払いしたのに、頂いた時間は占いではなくインタビューに使わせて頂いた。


「あまりにも当たり過ぎるのは、一体何故でしょうか」


この質問にも、統計的なデータや考え方を教えて貰い、特に主題を「指針」として文章に書き起こしている、などご回答を頂いた。


いい加減、直接確認しなければ気が済まないのは、病気な気がするが、仕方ない。


そんなことを考えながら、つらつらとコンビニをふらつくと、占い本があった。


普段、雑誌類は美容三誌やホビー雑誌ならまだしも、まず見ない。だから、気が付かなかった。


「日本一のベストセラー作家」


・・・占い本は「作品」らしい。

目元をマスクで覆っている。これだけでも、誰なのかわからなくなる。人って案外、いい加減な認識をしているとわかる事例。


ふむ。さっと立ち読みした限り、どうやら昨年の占い本の作者と近いお考えのようだ。


「情報商材」とか「霊感商法」など、占いというものに、いいイメージは一切ない。


が、しかし気にはなる。巻末をみると、他にも書籍があるようだ。コンビニにあるのは、一部だけ。判断できない。


月が見えない、雪の降りそうな夜。

「羅針盤」が見えない夜には、解像度が低いかもしれないが、多少なりとも「海図」が役に立つのかもしれない。


明日、時間あれば、本屋に行ってみようかな。なんとなく、気になった。

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