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錯綜

なるほど。共通している、一般常識っていう「イメージ」がもつ「感覚」にまとわりつく「モノ」を、随筆に落とし込むのか。


明日への予習を兼ねて、文章を分解する。

分解された断片を共通化して見えてきたものに「タグ」を付けて、「5W2H」で掘り下げて見えてきたものを、再度断片にして、と繰り返す。


数回繰り返すと、不思議と思考回路に言葉が浮かんでくる。


非常に難しい。

まず、共通化されたイメージを持つ必要がある。


更に明るい、暗いなど文章の明度を決めて、テーマから選定される「好ましい文章」を想定する読者層、この場合は選定者である作家様に合わせこむ必要がある。更に応募倍率がやばい。


難易度、激むず。

伝説的なクソゲーの代名詞「たけしの挑戦状」を初見クリアできる人は一体何人いたんだ。叫びたくなる。


ふむ。しかし、これは難しい。

そもそも、俺はどっかの誰かでしかないし常にマジョリティを構成する一部だが、比較的一般常識というものに、正直言って疎い。


我ながらどうやって紛れ込めているのか、疑問である。まあ、殺人鬼と一緒か。「普通」に紛れた「異質」。


今、隣に座って、携帯いじっている男性に、カバンを漁って取り出した手鏡で目元のマスカラを確認している女性。


反対側の席に座っていたマスクしていない男性は、席取りゲームに負けた女性の肩を少し叩き、席を譲って、移動して行った。


誰が、「異質」なのか。ドアの窓、子供が窓から外を見つめている。

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