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表現と評言の断片

キラキラである。眩しい。


相変わらず作家様のブログを見ているが、読ませる文章にキラキラな写真。


なるほど、これを見ればヨーロッパに行きたくなる。先輩は正しかった。恐ろしい魔力だ。


作家様につけたコメントを消した。気の利いた言葉が言えるようになりたい。


未練がましく美味しそうな食べ物を探してニュースを漁ると、職種として挑戦者を名乗る元サッカー選手がラーメンについて呟いたとある。


世の中って、本当にすごいな。


たった一言で、そのラーメンがどれだけ美味しかったのか。貨幣というわかりやすい物差しを用いて指し示すことで、明確にimpressionを示している。


少し前に「地頭がいい」という言葉が流行った。どれだけ言葉を吐き出そうとも、気の利いた言葉を人生で一回でも作り出せるのは、十分な才気だと思われる。


言論の自由は保証されるが、気の利いた言葉が吐けるとは限らない。「機会の保証」と「結果の保証」は別である。残念ながら。


そんなニュース見ながらぼんやりとしていると大河ドラマについて話をしている二人組。


「Tverで観れないんだけど」

「え?まじ?見逃し配信なし?」

「わかんなーい」


まだ、大河ドラマってやってたんだ?子供の頃に観ていた人を見ていた記憶がある。


写真のような記憶を読めば、端正な顔の青年が船らしき何かの端で書き割りみたいな夕日の背景でポーズ取っていた。着物みたいな、なんか、見たことのない青い服だった。


まあ、世の中、移り変わってないこともあるんだなと、とりあえず、ニュースを確認した。


・・・世の中、移り変わり過ぎてついていけない。


大略、今年の干支に擬えられた権現様に、危なげな雰囲気溢れる船岡山の御祭神、と。多様性はわかるが国営放送で連想される事象がそれは、うん。なんだろう。


写真から見た第一印象だけだと、どこか危なげな投げやり感があるのは権現様役の方である。うさぎには見えない。責任感はあるが要領の良さが写真から滲んでいる気がする。どうやっても食えない狸。


もう一方は、写真見る限り、拭いきれない「いい人」というか真面目感。他の役柄の写真を別の時に見たが、印象は変わらない。


まあ、史実として確かに最期の最期まで殺さないし、合理主義かつストイックな建勲様である。公記とか読むと「いい加減に早く殺せ」と何度か思うほど大変、気が長い。


どれだけ言葉を費やしても、人は「自分以外の誰か」にはなれない。だから、その人なりの「表現」となる。


そう考えると、配役自体は適切な気がする。

なんか「観てみたい」。そんな気になった。


テレビで主役「を見たかったのに」

「街中歩いたって」

「えー、会いたかったー」


いや、それ、会ってないだろ。

相手に認識されてない、と言った瞬間に恐ろしいことになることぐらいは、わかる。


それにしても、飛ばされたクビに白うさぎ。


「   」


つい、自分の手を「見てしまった」。

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