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ボランティア活動

『タグさぎ〜♪───O(≧∇≦)O────♪』


いや、別に詐欺をするつもりもない。


『ちょー考えさせられるーo(>_< *)(* >_<)o 』


いや、特に考えさせたい訳じゃない。


自分が思ったことを書き綴るだけであり、誰かを悩ませるつもりはない。


社用バスを降りて、駅前。

今日は駅前清掃活動日。


本音を言えば、明日は自分が転職した会社でそれなりに関わった新しい仕事の重要ポイントである。


清掃活動など、と思ったが、これも大切な仕事だろう。地域に根差していない企業になっては、それはそれで問題だ。存続価値が揺らいでしまう。


移動中にLINEのやり取りを見る。

・・・おい、わざわざ美容師に見せに行くなよ。死神扱いしたんだから、気まずいだろ。改稿しているとはいえ、初稿版から美容師は書いていたんだ。


『言ってくれれば、もっと面白いこともあるらしいですよ』


いや、どうやっても、それは地雷だ。

嫌な予感しかしない。まあ、第三者を介する情報はプロファイル精度の向上に役立つ。


なんというのか、この身内感。

こちらはこれからゴミ拾い。トングを持つとカチカチしたくなるのは、なんでなんだろう。


空は変わらず、真っ青な「冬空」。

現実世界は「物語」のように展開しない。


「はーい、しゅーごー」


寒い。バスにいたいが、仕方ない。

駅前までのゴミ拾い。1時間ぐらい。


だが、意外と汚れてない。

てか、自社のバスターミナルが一番汚れていた。


なんという、悲しい現実。

人の振り見て我が振り直せ。気をつけよう。


「でさ、ってあ、ちょっとこっちきて!」

隣の課の課長さんに呼ばれた。


なんだ?

「はいチーズ」


いきなり写真。面食らった。なんだ?

清掃活動しました記録らしい。はあ。


どうやっても忙しい課長様、部長様、御自ら参加。

参加者の時給で、清掃員雇った方がどう考えても安上がりだと思うのは、効率厨である。


まあ、いいか。眠い。

あまりにぼんやりしすぎな時間。明日になれば嫌でも忙しい。今だけ。


そう、今日ぐらいは、まあ、いいか。

なら、よし。


「おはようございます」


すれ違う人に、笑いかけた。

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