表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/194

額縁

眠れない。


相変わらず、眠れない。

気持ちがざわついている。


特に異常はないのに、頭の回転が落ちていかない。

参ったな。


スマホ依存症か?

今日はだいぶ歩いたんだが、そのせいか?


ブルーライトが照らす、部屋の中。

うっすら見える白い壁。


カーテンを開ければ、空っぽな幹線道路。

赤色光が道を照らしている。


時間が動いていないような、切り取られた世界。

窓枠が額縁のようになって、世界を隔てている。


知覚の広がり。

自分が本来、認識できる範囲を知る。


隔てられている世界。

これが混雑する。


怖いな。

本来なら繋がらないはずの、繋がり。


時間も空間も超えるレイヤーがこの世界のもう一段、上にある。いや、重なっている。


知らない誰か。綺麗な星空。

良くも悪くも、繋がる世界。


どうか、自分のような根無し草と繋がっている人がいるのであれば、その人に平穏と幸せを。


人は完璧にはなれない。自分は特にダメだろう。本当にあっさり凶行しそうだ。だけど、繋がった人の幸せを願うぐらいは、許される人になりたい。


額縁となった窓をぼんやり眺めてる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ