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包囲島 日本

当たり前の日常は、あなたはいつまで続くと思いますか?

こんなこと起きるはずがない、これはあくまで想像上の話。

そうとも限らないかもしれません。

たとえ一人だけでも立ち向かわなければいけない時もあります。

この物語は、壊れた日常を、仲間と力を合わせ、取り戻していく物語です。

「おい、自衛隊はまだ来てねぇのかよ!!」

男が大声でそう叫ぶ。

「昨日の本土侵攻に合わせて大半が出払ってるのよ!!駐留部隊もすでに交戦中なの!!」

それに呼応し女性が答える。ビルは倒壊し、そこから炎が燃え上がっている。午後十一時を回っているのにも関わらず、まるで真昼のように明るい。

「お、おい…!あれって…」

男が遠くを指差している。その方向には、煙の中から現れる何かがいる。

「奴等だ!!」

男は女性を置いて走り出す。女性も遅れながら、男を追うように走り出した。煙の中から現れたのは、車ほどの大きさの巨大トカゲだった。しかし、ただのトカゲではなく、そのトカゲには明確な殺意を感じさせる。

逃げる二人も、その巨体にはすぐに追い付かれた。トカゲの舌が女性の足を絡めとり宙に浮かぶ。

「いやぁ、いやぁぁぁぁぁぁ」

女性は叫びながら、目を閉じた。

「えっ…?」

痛みがない。目を開けると、そこには…。さっきまで自分の足を絡めていた舌が切られ、地面でのたうち回っている。

「大丈夫ですか?」

困惑していると、軍刀を腰に提げ、銃を持っている青年が手を伸ばしてくれている。

「あ、ありがとう…」

かすれた声で感謝を述べ、避難した。

「これより、第一○三非能分隊。作戦を開始します!」

青年は声を張り上げ、廃墟とかす街に十分に響くように叫んだ。


《日本列島を東西南北に囲むように出現した四つの島々。そして、その四つの島々に生息する未知の生物。それらに対応するため、政府は島出現と共に、潜在能力を発現させた人間を司令官に四つの軍隊を結成させた。》

「以上が現状です。君たち訓練生はこれからそれぞれ、東西南北の前線に着任し、仕事をしてもらいます。」

やっと長い訓練期間を終了した。五年という長い訓練学校を卒業したら、特殊部隊の分隊長にいっきに昇進できる最高の設定。僕はこの学校を卒業し、現状を打開する。そんな希望を胸に、北方最前線地域、青森県へと出発した。

出発から約三日、遂に青森に到着した。市街地はすでに人が住める場所ではなくなっており、緊張感が高まる。近くにいた人に司令官室へ案内してもらい、ドアをノックし開ける。

「失礼します!東京育成訓練学校卒業生、寺田真!只今着任しました!」

ここ数ヶ月の中で、一番威勢よく挨拶をする。ここから始まるんだ。僕の、戦いの物語が…!

「あー、君。帰っていいよ」

北方の司令官は、とても冷たかった。




読者のみなさん、まずは読んでくださり有難うございます!!

私自身、初めて小説という物を書いてみました。誰かに見せる作品を書くということは、とても難しいことで、売れっ子作家さんには頭が上がりません…。

私の話しはさておき、本作はいかがでしたでしょうか。改善すべき場所が多くあったと思います。

これから少しずつ更新して、少しずつ成長していこうと思っているので、どうかお手柔らかに!

繰り返しになりますが、読んでくださり有難うございます!!

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