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巻き込まれ召喚されたオタク氏の異世界珍道中  作者: 明。


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さらに試されてみた

 さらにフウウンハナタカジョウに進むと、今度は美しい部屋に出た。というかこれって……?


「鏡……?」


「にゃ〜、スベスベで……寒いですにゃ……」


「氷、ですわね?」


『正解で〜す!次のステージは氷の迷路!トラップをくぐり抜け、ゴールにたどり着けるかな?途中氷鬼による妨害があります。氷鬼への攻撃は即失格!さあ、氷鬼をくぐり抜け、迷路を突破するのは誰だ!』


「なるほど」


「そういうことならアタクシが!」


 愚姉が意気揚々と名乗りを上げた。確かにこいつの能力は探索向きだ。風で通路を探り当てたり索敵できる。


 しかし。


「あ〜れ〜?!」

「ハレンチ!ヲタ!」

「ハレンチ!ヲタ!」

「パンツアウト!ヲタ!!」


 まさかの装備制限で敗退。


「ギャーーー?!」


 大量のオタ天使に襲いかかられてステージ横の池に投げ捨てられた。

 ちなみに装備制限とは、鏡のごとく磨かれた床のせい。そこに立つと、ズボンでなければパンツが見える。スリットスカートの愚姉はそれがアウトだったようだ。やや理不尽では?先に言えよ。


「うう、えらい目にあいましたわ……」


「ハレンチヲタ!」

「ハレンチヲタ!」

「すけすけヲタ!」

「痴女ヲタ!!」

「あ〜れ〜〜〜」


 再度投げ捨てられる愚姉。今度はびしょ濡れで透けたからのようだが、これはどうしようもなくないか?


「ご主人様〜、おーい」


『何?まさかもうクリアしちゃった?ごめん拙者ファイナルステージの準備してたからモニター見てなくて!』


「いや、それ以前の問題です」


『…………ナニしてんの?』


「なんか、愚姉がヲタ天使から猥褻物扱いされて投げ捨てられてます。エンドレスで」


『そんなことある?!おやめなさい、オタ天使ーず!イジメかっこ悪い!!』


「ヲタ……いじめ……」

「ヲタ…いじめ…忌むべきもの……」

「ヲタ……ごめんね」


 そっとヲタ天使が服を愚姉に着せた。


「………なんか汗臭いし生暖かい……」


 心ない愚姉のクリティカル口撃により、ヲタ天使は砕け散った。本人は寒くてガクブルしているので配慮する余裕もないし流石の愚姉も繰り返しダイブさせられて相当イラついていたのだろう。


 ヲタ天使は悲しい笑顔で消えていった。


「では、次は僕が行きますにゃ!」


 意気揚々と名乗りを上げたシーザ。気合を入れるのはいいが、あんまり大声を出すと……。


「氷ヲタ!」


 案の定声に気がついた鬼に見つかってしまった。いや、氷鬼っつーか氷ヲタじゃねーか!!


「ぎにゃ〜〜?!」


 そして、シーザは池に投げられた。


 そして、次に言ったのは俺なんだが、この迷路厄介すぎる。なかの部屋が全部同じだし、油断すると壁にぶつかる。氷で寒いから動きが鈍る。足を滑らせないよう細心の注意を払いつつ、敵にも気をつけなくてはならない。地味に難度がクソ高い!


「氷ヲタ!」


「そう簡単に捕まって溜まるかよ!」


『おおっと、エド君氷ヲタにドアをぶつけて華麗に回避!』


「氷ヲタ!」

「氷ヲタ!」


「……………」


 流石に挟み撃ちされてはなすすべがない。俺も池に投げ捨てられた。


『う〜ん、冒険者として経験豊富なエド君まで落ちちゃうなんて……もしかしなくてもこの迷路、難易度高い?』


「クッソ高いっす」


「エド様!すぐ乾かしますね!!」


 池からはい上がった俺をシーザが炎で乾かしてくれた。寒かったから助かる。


「え、アタクシにはそんなのなかったのに……?」


「魔法使いなんですから、そのぐらいできますよね?僕より上手ですよね?僕、魔力(ユージェニスに比べたら)そんなにないので」


 愚姉はシーザに嫌われているからな。仕方ない。


『で、では!救済措置オープン!』


 ご主人様がなんかガチャガチャしてると思ったら、中空にマップが表示された。この迷路は大きな六角形になっていて、たくさんの三角形部屋がある。ここではいる前に氷ヲタの初期配置とドアの位置を覚えておけばいける……か?


「次は私が参ります!必ずや、タカ様の試練をクリアしてみせます!」


 これはシーザの二の舞では?と思ったが、フェリチータはうまく氷ヲタを回避していた。しかし、フェリチータはフェリチータだった。


「ふぇっ?!」


 フェリチータは結構頭が悪い。だから、池に出る扉を開けてしまい、滑って落ちた。


「ふぇぇ……」


『う〜ん、このステージ、難易度調整が必要かなぁ』


 こちらも少し作戦を考えようと思ったら、ファンファーレが鳴った。


「え?」

「にゃ?」

「あら」

「くぅん?」


「おーっほっほっほ!流石はあたしのゴルダね!」


「……おう」


 なぜか勝ち誇るアイリスと、少し得意げなゴルダ。なんとクリアしたのはゴルダだった。


『えっ?クリアしたの誰?!おめでとう!!ゴルダ殿だったのね!ごめんね、難易度修整しようとしてたから……』


「いや、大丈夫っす。アイリスが見ててくれたんで……俺は満足っす。スリルあって楽しかったっす」


 仲睦まじく微笑む2人。


「見た目によらず繊細で慎重なゴルダをあたしがナビゲートした結果!つまりは2人の勝利!」


 なるほど、そういう事か。だから勝ち誇ってたわけか。


『なるほど、勇者と聖女の特殊能力……?じゃあ今回は2人がクリアってことでいいかな』


「……俺はかまわないっす」

「やったー!」


 そんなわけで思ったより難しかった氷の迷路はクリアできた。次こそは活躍したい!


はい、久しぶりでーす!生きてます!

用事も終わって少し落ち着いたのでマイペースに更新していきたいと思います!

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― 新着の感想 ―
更新ありがとう…ござい…ます(p_-) タカ様タカ様タカ様〜シーザ君シーザ君シーザくぅーん(><) タカ様は相変わらず趣味に走りすぎなようで、ご健勝で何より。 にゃんにゃんにゃんの日もあるから、も少し…
更新が無いから病死していないか心配でした。 私も心肺に病気があるので。
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