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巻き込まれ召喚されたオタク氏の異世界珍道中  作者: 明。


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タカピー三分クッキングをやってみた

続きが気になる皆の為に、オタク更新でござるよ!

 タカピー三分クッキングぅ!!マヨで有名なアレ風のBGMを脳内リピートしつつ、ガイ君に聞いてみた。


「ガイ君、お父上の好物は!?」


「え?たしかステーキ……」


 ステーキ!うってつけでござるな!フライパンと携帯用コンロをご用意!携帯用コンロは旅先でも使いやすい、拙者が作った自信作でござるよ!

 フライパンを熱し、バターがとろけたところでにんにくを投入。にんにくが焼けていい匂い……ハッ!焦がしたら台無しだから、火加減に注意!にんにくに焦げは大敵でござる!

 いったんにんにくを出して、拙者特製ステーキだれに浸けておいたお肉を用意します。あらかじめ筋切りしておくとなお良しです。そしてたれにしっかり漬け込んだお肉をじゅわああああと焼きます…………。もう、匂いだけでご飯三杯はイケそう!






 ハッ!よだれが!!






 くっ………そういや拙者も腹ペコでござったわ。そろそろお昼の時間だもんなぁ。焼きたてステーキ、おいしそう………。


「ふにゅううう……ご主人様ぁぁ……」

「シーザ君の分もあるから、さっさと倒してねー」


「はい!」


 シーザ君がめっちゃ目で『ステーキ食べたい!僕のぶんありますよね!?ね!??ステーキステーキステーキ!!』と訴えていたでござる。目と目で通じあってしまったでござるよ。

 ふっふっふ……シーザ君にも効果は抜群でござるな!え?なんでステーキ焼いたかって?そりゃ、人間の三大欲求の一つ、食欲に訴えるためでござるよ!おいしいステーキをチラかせてやるのでござるよ!!本来なら理性が抑制し、ステーキがどんなにうまそうでも釣られないだろうが、呪いで理性が働かない今、三大欲求と言われる食欲を刺激したらどうなるか………言わずもがな!

 これぞコードネーム・タカピー三分クッキング!食欲(ステーキ)と理性のガチバトルでござるわ!!!ステーキの香りにひれ伏すがよいわあ!!


「………スゲーうまそう………」


「味見するでござるか?」


 一切れ小皿にあげたが、ガイ君は食べないでステーキを眺めている。毒とかは入ってない事を示すためにひと口食べた。うんまあああああい!!我ながら、完璧!!しかし、ガイ君はつばを飲み込むだけで食べなかった。


「あのさ、かーちゃんに、コレ食わせてやりたい……」


 なんと健気な……一切れではなく全部あげることにした。


「たんとお食べ。母上にはまた作るでござるよ」


 スープとサラダ、パンも出した。パンはガーリックバターでカリッと仕上げる。ガイ君……たんとお食べ。ガイ君は本当にいいのか何度も何度も確認し、泣きながら一心不乱に食べ出した。


「ご主人様のステーキぃぃ!!」


 タカピー三分クッキングがシーザ君にも効いている。シーザ君は泣きながら戦っていた。可哀想な事をした。後でスイーツもつけるから許してね。


「あ、ガイ君パパには勝ってもご飯あげないから。拙者の部下をいじめといて、分けてもらえるなんて甘いこと考えてないよねえ?」


「にゃっ!?」


 ガイ君パパが一瞬だが固まった。シーザ君がその隙を見逃すはずもなく、即捕縛した。シーザ君、えらい!


「グウウウ……」


 ガイ君パパも腹ペコらしく、よく見たら痩せ細ってあばら骨が浮いている。良心は痛むが、心を鬼にして相手を屈服させなくてはならない。


 隙をついてステーキを食べようとしたガイ君パパに平手打ちした。うあ、なんかにちゃってしたああああ!?なんか液が手に!よだれ!?鼻水!?どっちにしろ嫌あああああ!!


「こんな臭くて汚い相手に食べさせるご飯はない!ご飯を食べるなら手洗い必須!!今すぐ拙者に浄化されて治療受けてご飯を食べるか、意地をはって食べないか!選びなさい!!」


 ん?なんかガイ君パパが怯んでいる。拙者のママ()に気圧されたのでござるかな??そんな余計なことを考えたからでござろうか。また、謎の声が聞こえてきた。




【おめでとうございます。条件をクリアしました。スゴく聖なるオカンなオタクにクラスチェンジしました】






「おいいいい!??いや、ちょ!?職業が珍妙不可思議でうさんくさすぎるうう!!いやもう、性別からして怪しくなったじゃないの!そもそも聖男も無理がありすぎるのよ!!」


 動揺しすぎて口調がややオネエっぽくなる拙者。そして、拙者の奇行に動じずステーキを食べてるガイ君とシーザ君。ステーキすごい。

 考えたくないから、拙者もおいしいステーキを焼いて、食べて、嫌なことは忘れることにした。ステーキ、すごくおいしい。


「…………」


 よだれを垂らしながらこちらを凝視するガイ君パパだが、無視。ステーキおいしい。おかわり作ろう。ガイ君とシーザ君がキラキラした瞳でこちらを見ている。


「おかわり欲しい子!」


「「はい!!」」


 二人に山盛りステーキを渡したところで、ガイ君パパが動いた。


「……疑って申し訳無い。ステーキ、食べさせてください……」


 食欲(ステーキ)は闘争本能に勝利した!!

 コードネーム・タカピー三分クッキング!ミッションコンプリートでござるよ!!

しょーもないネタですいません。普通に料理しただけやないかーいというツッコミをお待ちしています。

焼いたお肉とガーリックバターは最強だと思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] >焼いたお肉とガーリックバターは最強だと思います。 某ニンニク自体が駄目なので、それ系は勘弁してくだちぃ。(´・ω・`)
[一言] ママ味と聖なるオカン… もう嫁でいいよね、いいんだよねっ!(混乱 ぶらぼー (気になる読者にご褒美ありがとうございますっ)
[一言] 焼いた肉とガーリックは正義! …って、いやああああああああああ(空腹で瀕死)
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