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旧サイキック・シティーズ  作者: 民根絶
第一部.ダーク・サイド・シティ
7/8

無敵?ペインシールド

 「ほう、そのような能力を持っているのか」


 「良いぞ!もっとやってくれても!」


 「なんというヤツだ」


 先ほど、ペインシールドはサウザントレイピアの連続突きを受けたのだが、それによって負った傷はすべて再生していた。


 「イヤーッ!」


 サウザントレイピアがレイピアを突きだす!


 「アアッ!イイッ!」


 レイピアがペインシールドの腹を貫く!だがペインシールドは痛がるのではなく、快感を得ていた!サウザントレイピアがたまらず連続突きを繰り出す!


 「イヤーッ!」


 「アアッ!イイぞ!もっとやれ!」


 「何故だ!」


 「反撃だ!イアイ!」


 ペインシールドのイアイスラッシュ!だがサウザントレイピアはレイピアでそれを受け止め、三連続バック転で距離を取る!


 「それでもだめか」


 ペインシールドの傷はすべて再生した!


 「来い!サウザントレイピア!」


 「そうか、イヤーッ!」


 サウザントレイピアが勢いよく地面を蹴り、レイピアを突きだす!だがペインシールドは仁王立ちをしている!


 「(舐められているな。ならば決めてやろう)」


 サウザントレイピアは自身の必殺技の構えをとった!迫るサウザントレイピア!だがペインシールドは仁王立ちをしたままだ!ダイジョブなのか?


 「イヤアアアアッ!」


 「アッ!?」


 サウザントレイピアが一突き一突き殺意を持って丁寧に、尚且つ素早く突き刺していく!


 「アアッ!イイッ!」


 「何だと」


 しかし、この攻撃でもペインシールドはやられなかった!そして反撃の攻撃をくらわせる!


 「イヤーッ!」


 「そんなもの」


 サウザントレイピアはレイピアで攻撃を防ぐ!だが、ペインシールドの反撃は先ほどよりも重かったのだ!サウザントレイピアが仰け反る!ペインシールドはそのスキを見逃さなかった!


 「イヤーッ!」


 「グワーッ!」


 下から斜め上に切り裂く!そして蹴り飛ばす!サウザントレイピアは勢いよく壁に激突!イタイ!


 「クソ女が...」


 「サウザントレイピア...サウザンドレイピアじゃないのか?それとも自分の実力にそってその名前にしたのか?」


 「黙れ!イヤーッ!」


 サウザントレイピアが捨て身の攻撃に出る!だが!


 「イヤーッ!」


 「グワーッ!」


 ペインシールドはサウザントレイピアの攻撃をかわし、深く腹を切り裂いたのだ!


 「グワアアアアッ!」


 切り裂かれたところから光が漏れ出し、サウザントレイピアは鮮やかに爆発四散した!


 ・・・


 「ふぅ、中々私を痛めつけてくれる相手だったな...ううぅ!?」


 そう。いくらペインシールドの能力が身体の傷を痛みの力で再生し、尚且つ一時的に強くなったとしても、疲労は回復できないのだ!ペインシールドは事務所のソファに倒れ込んだ。


 「はあ、あんな相手にこれほど疲れることになるとは...あれ?アカイロ殿は?」


 その時、事務所のドアからレッドマーダーが入ってきた。


 「これは弁償決定だな」


 レッドマーダーが周りを見ながら言った。


 「う、嘘だよね!?」


 「嘘だ」


 「はあ」


 ・・・


 「聞いたか?バスターハンドさんがやられたんだと」


 「あいつは能力に頼りすぎていた。能力に頼りすぎる者は死ぬ運命を辿る」


 「まあそうなのかもな」


 「だが、ゴーストのサウザントレイピアもやられたらしいな。あいつのウデマエは結構なモノだったが、あいつもやられるとはな」


 「まあブレードホイールさんも一様両腕を手首が高速回転する戦闘サイバネ義手にしているじゃないか!実際機械頼りの奴って思われてるかもしれないぜ」


 ブレードホイールと呼ばれた者は答える。


 「スカラファッジオ。お前こそ全身サイバネのゴキブリ並みの耐久力を持つ野郎だぞ」


 スカラファッジオと呼ばれた者は答える


 「まあそうだな!でも俺はフリーランスだ!いいじゃないか!」


 「傭兵だから許されるとか意味が分からないな」


 「まあまあまあ」


 


 


 


 


 


 


 


 

やあ!マスター・アンサーだ!俺はみんなからの質問を待っているぞ!だからジャンジャン送ってくれ!まあこれを見ている人なんて全然いないと思うけどね!辛いね!でも質問してくれたら嬉しいぞ!あと評価とかもだな!そういえばスカラファッジオさんと俺は知り合いなんだぜ!

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