表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/27

妾の魔法の正体

魔法の説明が多い話

翌日、僕と楓は朝のブラッシングと朝食を済ませた後、ハクレンさんのところへ一緒に行った。

僕は、昨日行なった礼儀作法や歩き方を復習した。

そして魔法でフレデリカになった。

体が変化していくのを感じる。硬い男の体からやわらかい女の体へ

変化後相変わらず楓にもみもみされたが…ハクレンさんにも、もみもみされました。

フレデリカとしてのことを学んでいく

昼がすぎると妾達三人は王国の魔法省に赴く

妾が入ると中にいた、多分偉い人が妾に気づいて頭を下げる。

それにつられて中にいる全員が頭を下げてきた。

ハクレンさんが種明かしとして妾が影武者であることを言った。

「城の噂になっておりましたよ、姫が最高の影武者を手に入れたと騒いでいたと」

すでに妾は城中の噂になっていたらしい。

そして最初に頭を下げた人が自己紹介をしてくれた。

名前をロウカイと言って魔法省の筆頭研究員であった。

ロウカイさんは笑いながら「私は研究者としては無能さ、私は単なる責任を取るためにいるんだよ」と言っていた。

話もそこそこに、妾達は魔法のことを聞いた。

ロウカイさんは笑顔で説明してくれた。





「この世界は全てのものに魔力が宿っている。魔力は粒という人と、波という人がいるが、いまだ結論はでていない

そして魔法は古代といわれている時代に開発されてからまったく発展していない

新しい呪文が発見されて無いだけで魔力に関する研究とかは進んでいるんだ、だけど新たな魔法はなにも見つかっていない

そうだ、これは僕達のチームが開発した新型の魔力測定器なんだ、やってみるかい?」

妾と楓は同時に「やります(わ)」と言って測定器に触れる。

まずは楓

測定値が12000と出た。

つぎに妾

測定値が6500と出た。

周りの職員が驚いていた。

一般の人の平均が1000前後だと言っていた。

この魔法省の職員の平均が3500最高値が副局長の7200だそうだ。

この国の最高の人が第二砦に在駐している魔法将のユリアンの10700だそうだ

つまり楓はこの国最高の魔力をもっている事がわかった。




「次に魔法には第一魔法、第二魔法、儀式魔法の三つにわかれている。

この区別は古代時代の書物でどの魔法がどれなのか書いてあるが、なにで区別しているかはまったくわからない。

一応今もこの区別を使っているが、新たに分けるのに何を基準に分けるのかが、あいまいなので今のままなんだ」

「じゃあ妾が使うこの治療魔法は?」

妾は近くにいた女性の研究者に魔法を使った。

数日髪を手入れをしていない髪はさらさらの流れる髪に、目の下のクマも肌荒れも綺麗さっぱり無くなった。

「おお、それは女神の治療魔法第一魔法に属する魔法で使える人は本当に少ない」

「そうなんですか」

「第一魔法と第二魔法の違いの一つに使える人の多さをあげる人もいるが、女神の治療は第一魔法に属していながら使える人が少ない

逆に印刷や肉体強化の魔法は第二魔法なのに使える人が多い」

「肉体強化ってこれですか?」

妾はフレデリカになる魔法を解除してかけ直す。

「それはちょっと違うな、それは肉体変化の魔法だ、第二魔法で使える人は少ない」


妾と楓はひとつひとつ質問をしていく。

だんだん質問がなくなっていき最後に楓が見える光の粒のことについて聞いてみた。

ロウカイさんは頭の上に?マークを浮かべていた。

やはりロウカイさんも知らなかったみたいだった。


最後に魔法の実験および練習用の場所に案内された。

そこでの説明は機能聞いた通りだった。

イメージして魔力を放出する。

「私は火の魔法が得意なんでこんな風にするんですよ」

ロウカイさんは右手を前にだして構える。

そうすると火の玉が壁にぶつかる。

「でも、雷の魔法は才能が無くてね」

同じように構えても何も起きない

「うーん魔力が放出された感覚はあるんだけど、わからないなぁ、あっそこの君」

ロウカイさんはさっき妾が治療した女性を呼ぶ。

「彼女は雷の魔法が得意だ、ちょっと見本を見せてくれないか」

「はい」

彼女は右手を上げてロウカイさんと同じようにかまえた。

彼女の右手から雷が飛び出した。

「両方とも第一魔法だが両方使える人も少ないんだ」

ロウカイさんの説明を聞いている横で楓はまるで聞いていないのか右手を構えた。

右手から火の玉が出た後すぐに雷が飛び出た。

周りにいた人全員が驚いた顔をしていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ