第一章の資料等
一度整理してみました。
地図を描き始めてそこから話が膨らんでいったので、地図は大事に考えています。まあ、しょせんファンタジーといわれればそれまでですが。
(4/24 地図だけちょっと差し替え、本文との整合性をとるためです。1日で渡るにはきつい距離じゃないかと気になったもので……)
●世界全体図(勢力別色分け)
どの色がどの勢力なのかは、話が進めば見えてくると思いますが、「文化圏」ということで数国まとめて色分けされている場合もあります。
●第一章航路図
アリビオ号の航路図です。一応赤道らしき線とか、他にも数本走っていますが、だいたい地球と同じ球体ということにして、風向きなどを計算して書いています。実際には大まかな植生や地形の地図などもあるのですが、話の流れでどうなるかわからないので、今は伏せておきます。
●登場人物
ケイン・サハラ 主人公、12歳。
アリビオ号の人々
フェルナンド・ガルシア 船長 32歳
ダニエル・アルフォンス 魔法長 54歳 トランド五等爵
アレックス・コールマン 一等航海士 29歳
リック・エスパ 航海士見習い 15歳 (→ 二等航海士 16歳)
カルロス・セナー 航海士見習い 14歳
パトリシア・リナルディ 魔法士見習い 14歳
ジャック・ドワイト 艇長 42歳(人間だと21歳相当)
アンティロスの人々
マリア・アルフォンス ダニエルの妻
ロバート・ドワイト ジャックの弟、鍛冶屋
アルトゥル・ミデアス 教会所属
エルノー 本屋
フランシスコ・ガルシア ガルシア家当主 62歳 トランド五等爵
セベシアの人々
マテリエ・レンシエ 冒険者 100歳ぐらい?(人間だと20歳ぐらい)
●登場船
アリビオ号 全長46m 平型甲板で細身の船。
3本マストのシップ帆装の快速船。
船歴は30年だが、船足の速さで「南マーリエの隼」と称される。
武装は1章終了時点で長砲8門+重短砲2門。
船員は80~90名程度。
リーデ号 海賊船。全長35m。平甲板船だが幅広。
3本マストに三角帆を上げている。
そのため、操船に人数が少なくてすむ。
武装は長砲16門。
船員は120人程度。
セベリーノ号 トランド海軍所属、28門搭載フリゲート艦、全長は38m。
艦長はデルリオ艦長、以下海尉が2名の体制。
軍艦なので頑丈で、大砲も多い。
船員は180名程度、軍艦で大砲も多いので人も多い。
●貨幣・賃金
銅貨10000=銀貨100=金貨1
銅貨1=100円と考えてよい。
銅貨より下もあるが、重いので銅貨の単位に量を調整して買う事が多い。
アリビオ号の場合、月額で、
水夫 銀貨8~10枚
航海士見習い 銀貨9枚
航海士 銀貨50枚
魔法士見習い 銀貨12枚
魔法士 銀貨40枚
その他の役職付きは職責に応じて銀貨15~25枚程度
船長は持ち船なので規定されていないが、仮に雇われとすれば銀貨150枚程度。
この辺は現実のイギリス海軍と異世界の折衷といった感じで設定しています。
生活費としては1日切り詰めて銅貨10枚といったところ。
船乗りが上陸して飲んで騒いでも1日銅貨50枚がせいぜいなので、アンティロスで2週間飲み続けても一応は足ります。着替えや洗面用具などの小物を買う金はなくなるでしょうが。