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「あぁ 明日は正月か・・」
この世に生まれて、良かった事などほとんどない。
とりあえず結婚はしたが、喧嘩が絶えず離婚・・。
法律が変わったのにも関わらずサービス残業を繰り返すも、給料は雀の涙のブラック企業で生活費と養育費でいっぱいいっぱいの毎日。
「もう、死にてーな」それが毎日の口癖になっていた。
昔から痛いのと苦しいのは嫌なので、出来れば突然死か即死の事故にでもと思っていた。
「はぁー 風呂入るかー」と服を脱ぎ、浴室に入ると胸に違和感が・・。
「ちょっと待て、今じゃない、色々片付け・・・」
そこで意識は途絶えた。
意識が戻ると周りがガサガサうるさい。
「随分うるさいなぁ」と周りを見ると、薄暗い中に蟻がいる。
それもかなりでかい。
身長180cmあった俺よりデカい。
「うわっ!! なんだこりゃー!?」
すかさず逃げ出すが手足が上手く動かせない事に気づき、自身の手を見ると虫の足になっていた。
「えぇー転生モノって人間で異世界でチートじゃないのー!!」
どうやら記憶を持ったまま蟻に転生した様だ。
「マジかー どーすんだこれ。どうすればいいんだ。
でも、もしかして何かしらチート能力があるんじゃない〜」
っと思った時もありましたが働き蟻でした。




