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新星目録  作者: あーるわん
一章「花の学園生活?」
2/2

陰キャは籠っていたい

あるところにぽつんと佇まう家...というより小屋

その中に住んでいるのは一応八星録魔術の頂き【魔術録】レモア・プラミアル弱冠14にして八星録に入るそして......八星録に選ばれてるのにも関わらずバケモノとは戦わず、原初探しもしない、はっきり言って無能...ただ強さは本物。

そしてクソ陰キャ。

じゃあ何してるのか?魔術の研究に決まっている。そしてそれのせいで会議(目録会合)には出席しないし王様との謁見も遅刻しかけた...

これが無能というやつである

「ふあぁ......眠いし寒いよ.........」

「なんでこんなに寒いんだろう...」

そんなこと言いながらこいつは同時に何度も魔術を使用する本来なら詠唱というものは必要だ。だが何人か使用せずにできるものもいる。かと言って同時に併用できるのか?と聞かれたらはっきり言って無理だ。2つでもしんどいくらいなのだから

だがこいつは同時に5個使ってる!なにしてるかって?

水を出してポットに注ぎ、火でポットを温め、寒いという理由で風と火を使い暖風をしまいには風で物を浮かして整理する

これが才能の無駄使いというものである。

でもこれくらいのやつでも原初に勝てないのが現実。非情なり

このようにレモアがいつもどうり才能の無駄遣いをしていると扉を叩く音がする

「レモア〜!!開けて〜!!」

レモアは聞き慣れない声に困惑する、誰だってそうだ、この声の持ち主は八星録の1人【操術録】スタリア・アルファードだ。

(なんでこんな凄い人がこんなとこに...てゆうか辞めて!来ないで!話したくない!!!)

そして...凄い人とかほざいてるこいつ、こいつも大概凄い人である。

「寒〜い!!!!」そんなことスタリアが言ったと思うと扉を蹴飛ばした。

「...............ふぇ?」

勿論こいつもびっくりである。何故かって扉を蹴飛ばされたから。

「おはよう!レモア!今日はちょっと話したいことがあってね!」

「い、いや、あ、あ、あの...な、なんで、扉.........」

「ごめんね〜開けてくれる気配なかったからさ〜」

「う、うぅ......」

そんなやり取りしてる間にもこいつは扉をはめ込んでいた。

八星録はまともだと、そう誰が決めつけていた。レモアは勿論こいつスタリアも十分狂っている。

「でね、レモア最近原初の目撃情報があったんだよ!」

「げ、げげ、原初ってあの原初...ですか?」

「そうそう!あの原初!それでさその目撃情報がなんと、なんとランディアル学園なんだって!!!」

「...ぇ?ば、ばばば、場所って学園...?」

「そう!でさ!その討伐に私とレモアが選ばれたって訳!」

「で、でも...そ、そんなことがあったら学園...はへ、閉鎖...されるんじゃ...」

「私もそう思ったんだけどね...されなかったんだよね...なんでって聞いたら今の学生達に恐怖心を与えるな!だってさ...」

「...な、なるほど...?」

勿論疑問に思うなんたってランディアル学園は次期王がいる学園だ次期と言っても今後継者争いのある中の1人だが...

そんなことあるなら普通は閉鎖又はしっかり身辺調査でもなんでもするだろう...ただ問題事を起こしたくないという上の指示にレモアは疑問を抱く...まぁそれを持ってきた操術録様は随分お気楽だけどな

「で、ででで、でも...な、なんで私達が...?」

「あ、そうだそうだ!その、任務私当たれないから頑張ってね!」

「.........?」

(この人は何言ってるんだろう...)

そう...レモアは引きこもり...はっきり言って八星録の癖してなんにもしてない!!!!最近の仕事と言えば襲われた街を一応救ったぐらいである

それに対してスタリアは操術録...操術録は比較的に社交的である。はっきり言って真逆なのである!!!こいつは目録会合や謁見なにかと色々な行事に出ているそれに対してレモアは...引きこもり...陰キャ...コミュ障...終わっている。勿論八星録とかいう有名な奴が行けるわけない...でもなんでレモアは?そんなの当たり前だ!影が薄すぎるのだ!八星録は各々専用の服があるそして魔術録はローブに杖を貰える。ローブは大人用デカすぎる...フードも被っている...そして杖は持ち歩かない!!!よってこいつは!!八星録にしては覚えられてもない!!!!!!!

八星録なんてこんなものである。

「や、ヤダです!そ、そそそんな人の多いっ!と、とととところで!」

「でも王様の命令だから...」

「あと!このことは誰にも言わないでね!分かってるだろうけど!他の八星録とかに知られたら終わりだよ!みんなしてランディアル学園凸ろう!とか言い始めるから!」

「え、あ、はい...でも一人でいくのは!!!」

「レモア...これは仕方がないことなのよ...頑張って!」

「そ、そそそんなこと言われても!」

「学園の入学費は国の経費だから!大丈夫だよ!!じゃあ3日後迎えに行くね!」

そんなことスタリアが言ったと思えば外に出ている気づけば居なくなっていた...

「う、ぅぅうああぁ...嫌だよぉ...やだぁ...」

ギャン泣きである。

ちなみに原初は10体います。

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