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1-5 新しい朝

――ちゅんちゅん


 俺は慌ててガバッと身体を起こす。


(今日の朝までにバグ修正しないと客がキレる!)


 ……って、異世界にいるんだった。


 ちゅんちゅんって、こっちもスズメがいるのか。前世では始業までにバグ修正をすることが多かった。そのため俺にとって朝チュンは警告音である。


 毛布のような大きな葉っぱが、俺に掛けられていた。虫か草にやられたのか、ふくらはぎが少し痒い。やはり、寝袋でも使わないと野宿は心許ない。


 森の木々の間から朝日の光が差し込んだ。手を当てながらその方向を見ると、光源が二つある。どうやら、こちらの太陽は連星のようだ。


 目が覚めてくると、美味しそうな匂いが漂っていることに気づいた。

 俺は葉っぱ毛布をのけて起き、匂いのもとへ向かった。せせらぎが聞こえる。もっと進むと小石が広がる小さな沢に辿り着いた。

 そしてそこでは、ナツキさんが小さな鍋でスープのようなものをグツグツと煮込んでいた。機嫌が良いのか、彼女は鼻歌交じりでスープを混ぜている。



「ふ〜んふ、ふふふん、ふふ〜ふ、ふんふん♪


今日のあなたのお弁当

既に聞いた好きなもの


ふんだんに 入れてます

カレーにステーキ バナナに佃煮


どんどんと あなたへの

甘い想いを 押し込んで

愛をいっぱい デリィシャス


でもでもね あなた~の

うるさい口に 合わないと

恋は失敗 デンジャラス


デザートは 甘い甘いお饅頭

わたしには 痛い痛い材料費


でもでもでも

きっときっと

気に入ってくれるはず!


ふ〜んふ、ふふふん、ふふ〜ふ、ふんふん♪」


 ああ、俺はこの歌を知っている。

 3年前流行ったドラマ『恋の毒饅頭』の主題歌だ。好きな男の子を料理で落とそうとするメシマズ女子高校生の話だ。当時、この曲で踊る動画が流行った。

 多忙で俗世の事情に疎い俺だが、忘年会の出し物で女装して踊らされた。なので、好きでもないこの痛い歌は憶えている。


 しかし、人気恋愛ドラマを見ていたなんてナツキさんも女子なんだな、昨日俺を喰おうとしたけど……しかも、料理ドラマ、昨日俺を喰おうとしたけど……


 ゾンビのナツキさんが前世の歌を歌っていたことで、俺は警戒心が弱まって、彼女に近づいた。すると、彼女は俺に気付き、


「あっ、虫とりさん! おはようございます!」


 昨晩の出来事など全く意に介さない、眩いばかりの笑顔を俺に向け、挨拶をしてきた。


 近づいて気付いたが、ナツキさんが使っている小さな鍋は、何処からか拾ってきたのか傷だらけだ。当然だが、前世と違い衛生的じゃない……

 昨日の出来事もあり、その笑顔の挨拶に俺は怪訝けげんな顔をしてしまう。


 すると、ナツキさんはその笑顔を不安な表情に変え、


「もしかして……私、虫とりさんを襲ってしまいましたか?」


 と恐る恐る俺に訊く。


「はい。一晩中。爪切ったのも、マウスピースもそのためだったのですか?」


 ちょっと、キレ気味に言ってしまった。


「……はい、ごめんなさい……」


 ナツキさんは下を向いて、申し訳なさそうに答えた。


「事前に言って欲しかったです。死ぬかと思いました。あと、私がナツキさんを倒すことだってあり得ましたよ。ナツキさん、あなたのこと、いろいろ教えてください」


 ナツキさんは、グッと下を向き、しばらく沈黙する。そして、


「……わかりました。私は、ここに来て2年近くになります」


 と答えると、鑑定魔法紙を取り出し、自分の鑑定結果を見せた。



ステータス

   名前:ナツキ

   種族:ゾンビ

   職種:ハイプリースト

   Lv:18

   筋力:F

   体力:E

   耐久力:F

   敏捷性:F

   魔法知力:A

   魔力:A

   スキル:回復魔法、超自己再生、痛覚無効

   称号:基本魔法魔術師試験、MTパスポート

   備考:母は悪徳高官の元メイド。父は悪徳高官の息子で性格も傲慢・強欲であり、半ば強引に関係を持ち、妊娠が発覚した時に母は追い出される。母は田舎に帰り出産。その後、5歳の時に、母が死に、祖父母に無理矢理、修道院に預けられるが、悪徳高官の息子の娘であることがバレて、修道院で大人も含め全員にいじめられる。とうとう、12歳の時に、鬱やPTSDを発症し、自殺未遂を何度もする。長年のストレスで、発狂し病院に入れられる。15歳になった時、国からの援助が途絶えたため、病院から追い出され、ホームレスになる。まともな食べ物が食べられず、病気になり、スラムの下水の中で母の形見の首飾りを握りしめて息絶え、ゾンビになり今に至る



 ……いや、人生かなりエグいんだけど……


「備考は設定なので、気にしないでください。本当ではありません。異世界から来たためか、備考勝手に変えられるんですよね」


 話を聞くと、こっちに来る前は、入学したばかりの東京の大学生で、両親は公務員。一緒に住んでいた両親は普通で、妹がいて、家族仲も良好だったとのこと。ただ、ああいう不幸設定に憧れるらしい。少し引いてしまう……それほど、幸せな人生を歩んできたということか。


 ステータスは魔法知力・魔力がAで、スキルは超自己再生、痛覚無効と回復魔法がある。


 超自己再生は再生元の核さえ無事なら身体を再生できるらしい。これがゾンビと思えない綺麗な肌になっているのだろう。


 痛覚無効は名前の通り。身体半分になっても痛みを感じない。


 あと、回復魔法が使える。うん? ゾンビが回復魔法? 自分にかけると死んじゃうんじゃないの?


「回復魔法って、ゾンビにかけていいの?」


「ダメージ受けます」


 ナツキさんはキリッとして答えた。


「なんで使えるようになったのかわからないんですよね。私は氷系魔法を使用したいのに……」


 とにかく回復専用の後方部隊ということか。チームを組むなら攻撃は俺がやんないと。


「あと、ゾンビウイルスですが、死んだ人にしかうつらないので、虫とりさんは大丈夫です」


 一応あるのね。


 そういえば、スキルの後に、称号がある。基本魔法魔術師試験? MTパスポート? これは本当に称号なの? 一応、確認しよう。


「ナツキさん、称号持ちなんですね」


「はい、私がもっている称号は試験を受けて取ることができます」


 うん? それ称号なの?


「新人のとき、取るように言われたので。若手の魔術師は持っている人が多く、大した称号ではないです」


 『基本』がつく名前から予想ができたが、そうなんだろうな。この世界の称号はピンからキリまでありそうだ。


「すみません、そろそろスープが出来た頃なので、食事を用意してきます」


 そう言うと、スープの鍋を持ってきた。それと一緒に、ボロボロの入れ物も……


 昨夜、訊くのを控えてはいたが、このタイミングで訊くか。


「なんで下半身だけで動いていたんですか?」


 ナツキさんのスープを入れる手が止まった。


「……やっぱり、見られていましたか……引かないでくださいね」


 いや、見た時点で引いてたんだけれど。


「分離した身体は、エネルギーと魔素が尽きるまで、動き続けます……恐らくあの下半身、あと一週間ぐらい……」


 あれが村の中で一週間ほど歩き回るのか。さらに引くな。


「……まあ、ゾンビだから仕方ないですよ。誰か面倒を見てくれますよ」


 これは、知恵を振り絞り、できる限りナツキさんをフォローした言葉だ。一応、スマイルで答えた。


「はい……多分、またアイツかと言われています……」


 何回かあったんだね。


「一応、上半身の再生はできないです。核がないので」


 トカゲの尻尾みたいなものか。プラナリアではないらしい。よかった。


 ナツキさんはゾンビだが、起きている時は理性があり、悪い人ではなさそうだ。

 スープを丁寧につぐ彼女を見ながらそう思った。これは彼女とチームを組む流れなのかな。

 そうしたら次、どうするか。異世界といえば冒険者ギルド。まずは、そこに行かないと話が進まなさそうだな。


「冒険者ギルドってあります?」

「私が入っているギルドがあります。朝食後、行きましょう」


 腹が減ってるためか、薬草っぽい野菜スープがうまそうに見える。卵も入っている。


「野鳥の卵を見つけたので拝借してきました」


 スープを飲んだ。うむ、塩味だ。


「塩?」

「はい!」


 ポーチの中から塩が入っている小瓶を取り出した。そして、俺に笑顔で、顔の近くで得意げに振っている。ちょっとかわいい。


「こっちは虫とりさんお腹壊すかもしれないので、私の専用です」


 汚い腐りかけのドブネズミらしい屍体を指差し、肉を焼いていた。腹を壊しても再生できるのか。超自己再生便利だな。

 うまく焼けたらしく、ナツキさんは、その肉の塊をガブリと噛み付いた。


「うん、美味しい! 再生の後って、お腹減りすぎて。薄汚くてまずいかと思っていましたが、すんごく美味しい!」


 満面の笑みでドブネズミの肉を食べながら俺を見る美女ゾンビ。ああ、彼女と組むとこれが日常になるのかと思うと感慨深い。


「「ごちそうさま!」」


「ギルド行く前にスーツの上着、少し借りてもいいですか?」


 たしかにその薄着は目立つ。いろんな箇所が見えそうだ。

 ナツキさんはスーツの上着を下半身に巻きつけ、袖部分を結んだ。その格好も異様だが前よりはいいだろう。俺たちは早速ギルドに向かうことにした。


【システム開発の毒饅頭の作り方(しすてむかいはつのどくまんじゅうのつくりかた)】

 通常のシステム開発では、最初にお客さんの要件(必須機能やユーザーの要求機能)を聞く『要件定義』という作業があります。一般的な製品、例えばパソコンや車、注文住宅などは、部品やオプション、グレードなどを選択し、見積り金額が決まります。一方、システム開発では見積り段階で要件が決まることは少ないです。もちろん、大まかな要件は見積り段階で決まりますが、システム開発は不確定要素が多く、大まかな要件で決まったその見積り金額は余裕を持って設定されます。そして、金額が決まり、契約締結後、技術者がユーザーと話し、初めて要件が決まります。この作業を『要件定義』と言います。


 金額が決まっているため、ユーザー側はできるだけ機能を追加した要件を要望します。一般的な製品と同様、金額が決まっているので、要望ができるだけ叶う方がいいからです。

 一方、開発者側は、できるだけ機能を削ぎ落し、開発が簡単になる要件を設定しようとします。そうした方が利益の視点から望ましいからです。

 しかし、当たり前ですが、金額対比で質の低いシステムを納品するような企業は生きていけません。また、多くの技術者はプライドを持って仕事をしています。できるだけ質の高いシステムを作り、お客さんに満足してもらいたいと(たぶん)思っています。そのため要件定義では、如何にユーザーの要望や業務環境を聞き出して、労力を抑えつつ、満足できる要件を見つけ出すことが重要です。


 若い頃というのは、だれしもが純粋で、目の前のお客さんのために頑張ります。熱い仕事ドラマを見て、お客さんを満足させ、仲間たちと喜び合うシーンに感動し憧れます。そして、面倒見の良い菩薩顔のユーザーがいつのまにか般若顔になっていくことや、最初は協力的であったユーザーがずる賢しこく責任逃れするようになることを経験していません。

 お客さんがいい人(表面上)だった場合、特に営業などの交渉のプロだった場合、要件機能の追加依頼を断るのは、特に経験値が低くかつ純粋で意識の高い若手にとって、難しいものになります。はい、筆者の若いころです。

 また、若手は、システム開発の難しさや既存システムの複雑さを経験していないため、ユーザー目線から安請け合いしがちです。たとえば、「ここにちょっとAとBを足し算した結果を追加してくれ」と言われたとします。このある項目の足し算の結果を加えることは、足し算だけではなく、「AとBが本当に想定内の値が入ってくるのか」「加えたことで既存の他の表示への影響はどうなるか」「設計書はどことどこを変えなければならないのか」「テストはどういう風にしないといけないか」など、たくさん考慮する必要があります。一方、ユーザーにとっては、単に加えるだけで非常に簡単に見えます。経験がないとその目線で考えてしまいます。


 要件を軽く見る、かつ、お客の要望を多く受けてしまうと、結果想定以上に開発が大変になり、開発者の首を絞めてしまいます。そして、要望を叶えられ、好意的だったユーザーも開発プロジェクトが遅れ始めると、だんだんと手のひらを返し始め、「できるといったじゃないか!」と全責任を開発者に押し付けます。そして、最終的には納期・質・機能のいずれかもしくはすべてを犠牲にし、システムが納品されます。最悪の場合、納品中止になります。筆者は先輩に白い目でみられながらも、なんとか必死に頑張ってプロジェクトを終結させました。


 このように要件定義では、ユーザーの要望をそのまま受け取るのではなく、開発コストなどを考慮しつつユーザーの満足度を最大限にする必要があります。そうしないと、毒饅頭を作ってしまいます。まあ、頭ではわかっていても現実に行うのは難しいですが……


 物語では、前世の恋愛ドラマ「恋の毒饅頭」の主人公の女子高校生は、好きな男の子に彼の好物を詰め込んだお弁当を作りました。



【基本情報技術者試験(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)】

 今から50年以上前の1970年に施行された「情報処理の促進に関する法律(旧名:情報処理振興事業協会等に関する法律)」の第29条第1項に基づいて、経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一つです[W1]。対象者は「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」となります。1969年に、「第二種情報処理技術者認定試験」として、試験的開催から始まりました。1970年に「第二種情報処理技術者試験」と名前を変え、2000年に今の「基本情報技術者試験」になりました。

 以前は、春と秋の年2回実施されていましたが、コロナ禍の後、CBT方式(Computer Based Testing:試験会場で出題や回答などをPCによって行う試験)になり、上期・下期で、2か月間、複数の日程のうち、午前と午後のテストの日を選択し、テストを受験します。

 2023年4月からは、通年化し、科目も、午前と午後ではなく、科目Aと科目Bとして行われます。採点も今までの素点方式からIRT方式と呼ばれる、項目応答理論(Item Response Theory)に基づき、得点調整を行う方式に変わります。2022年10月に、IBT方式(Internet Based Testing:自宅でWebカメラによる監視のもと自宅PCによって行う試験)による実証試験が行われました。将来的にはこちらに移行するのでしょうか。ちなみに、従来のペーパー式のテストは、PBT方式(Paper Based Testing)と呼ばれます。


 合格率は、CBT方式になったコロナ禍の後は高く、コロナ明けの試験では、48%、それ以降は40%前後です[1]。コロナ禍以前はだいたい20%台で推移していました。合格者の平均年齢は25〜26歳で推移していて、学生やシステムエンジニア・プログラマーの新人・若手がよく受けます。筆者も新人の時、会社から受けさせられました。

 試験内容は、コンピューター科学基礎、プログラム言語、ハードウェアやソフトウェア全般、システム運用・保守など幅広い問題が出題されます。業務をしていると一定の分野に知識や技術が偏りますが、この試験の勉強でITに関わること全般を知ることができ、知識の幅が広がります。


 物語では、ナツキは「基本魔法魔術師試験」を新人のときに受け、合格し、称号として持っています。



【ITパスポート試験(あいてぃーぱすぽーとしけん)】

 【基本情報技術者試験】と同様に、「情報処理の促進に関する法律」の第29条第1項に基づき、経済産業大臣が行う国家試験である情報処理技術者試験の一つです[W2]。基本情報技術者試験が高度IT人材の育成、つまり、システム開発者を想定しているのに対し、こちらは、対象者を「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」と想定しており、システムユーザー向けのものになります。そのため、難易度的にも基本情報技術者試験より低いもので、受験者は、非IT系企業の人が比較的多いです。

 CBT方式で毎月2~3回実施され、CBT方式では受けられない人のため特別措置試験が春と秋の年2回実施されます。採点は、IRT方式が採用されています。

 前身は、1994年に始まった「初級システムアドミニストレータ試験(旧名:システムアドミニストレータ試験)」で、2009年に、一部を基本情報技術者試験に引き継ぎ、出題難易度を下げ試験内容を変えて、「ITパスポート」として新たな試験として始まりました。また、2011年には国家試験としては初めてCBT方式として行われました。


 合格率は、50%前後で推移しています[2]。非IT系企業の人が、業務のために取得するためか、合格者の平均年齢は、30歳前後と基本情報技術者試験より高いです。

 出題範囲は、形式上基本情報技術者試験と同じですが、経営全般やユーザー側のコンピューターシステムの知識が比較的多く出題されます。


 物語では、ナツキは「MTパスポート」を新人のときに受け、合格し、称号として持っています。順番的に、MTパスポートを基本魔法魔術師試験より前に受けたとみられます。



【ゾンビプロセス(ぞんびぷろせす)】

 コンピューター上のプロセス(実行中のプログラム)の中で、処理が終了したにもかかわらず、処理が終了したと認識されずに残っているプロセスです[W3]。

 これらは、コンピューター上に残っているため、CPUやメモリなどのコンピューターの資源(リソース)を無駄に使用し続けます。


 物語では、ナツキの下半身は、動く必要はないのですが、無駄にしばらく動き続けます。



[参考文献]

[1]: 独立行政法人 情報処理推進機構. (2023). "統計情報(基本情報技術者試験)”.

https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/toukei_fe.html

[2]: 独立行政法人 情報処理推進機構. (2023). "統計情報(応用情報技術者試験、高度試験、情報処理安全確保支援士試験)”.

https://www.ipa.go.jp/shiken/reports/toukei.html


Wikipedia:

[W1]: https://ja.wikipedia.org/wiki/基本情報技術者試験

[W2]: https://ja.wikipedia.org/wiki/ITパスポート試験

[W3]: https://en.wikipedia.org/wiki/Zombie_process


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