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頑張りすぎるルナ

スイーツコロシアムが終わると、俺はルナとベリーに駆け寄った。


「もう魔物狩りに行くぞ!これ以上ここにいたらルナのレベルを上げられない。」


「ウイン殿に連絡するのが遅れたが、冒険者のシー、マインに定期連絡係をお願いしてある。」

俺が魔物狩りをしている間にデイブックから魔物をなすりつけられることがあった。その対策だろう。



「でも次どこにいるかわからないと思うぞ。」



「魔物狩りのルートは用意しています。もちろん定期連絡のタイミングでルートの変更も可能です。」


「何の話をされているのですか?」

クロノ!やばい奴が来た。


「早速向かおう!」

ダッシュでこの場を立ち去る。




ルナをおんぶして全力で狩場に到着した。

「全力で魔物を呼ぶぞ!魔物呼び!」


大量のおおかみの群れが出てきたな。

「おりゃ!せい!」

「ウイン、いらいらしてるわね。」


「はい、ですがすごい勢いで魔物を倒しています。私たちも頑張りましょう!」


俺とベリーは聖剣を使っていない。

理由はもったいないからだ。

聖剣の補修はある程度できるが、俺とベリーなら聖剣無しでも魔物を倒せるのだ。


こうしてルナのレベル上げを再開したが、俺の体力は有り余っていた。

どうしてもルナに合わせるとこうなってしまう。

俺は薬草の採取にも手を付けた。




「ウイン、最近寝てる?」


「俺は3時間寝れば大丈夫だぞ。前に魔の森で試したことがある。」


「そう、無理はしないでね。」


「ああ。」

最近元気が有り余っている。

性欲の方もなのだ!

俺はくたくたになるまで自分を追い込み、性欲を打ち消すようにしていた。





「せい!」


「私も負けられません!ウインを見習います!」


「そうね、私ももうすこしがんばるわ!」


3人はものすごい勢いで魔物を狩った。

薬草も大量にたまっていった。


俺はいつの間にか前に出て魔物を狩っていた。

目標はルナのレベル100だったよな?

いかんいかん!目標がぶれてしまっていた。

魔物狩りを始めてしばらくたったんだ。おやつの時間になったらみんなともう一回話し合いをしてみよう。






おやつの時間

俺はストレージからタルトを取り出すと、話を進めた。


「ルナのレベル上げなんだけど、今後の方針について話し合いたい。」


「私は今レベル92になりました。もう少し厳しくしても大丈夫ですよ。」


「ベリーはこのままで大丈夫か?」


「私は大丈夫よ。」


「俺がルナにミラクルアップをかけるからその状態で魔物と闘ってみてほしい。」

ミラクルアップは付与術士のレベルを100にすると覚えられる魔法で、攻撃力・防御力・素早さを一度にアップすることが出来る。ただ3分しか持たないので、何度もかける必要はある。


「分かりました。」





おやつタイム後


「ミラクルアップ!」


「体が軽いです!これなら早く魔物を倒せます!」


うさぎの群れにルナは突撃していった。


「いい感じだな!もっと続けよう!」


ルナはハイペースで魔物を狩り続けた。





「ちょっと飛ばしすぎだと思うわ!」


「もう少しいけます!」


ウインとルナはハイペースで狩りを続けた。


3日後




ルナはベッドにうつぶせになり、枕に顔をうずめていた。


「体中が痛いです。」


「飛ばしすぎたな。」


「毎日動けなくなるまで頑張るからよ。今日は休みましょう。ミラクルアップを使うのは良いと思うけど、もう少しペースを落としましょう。」


アーサー王国内の薬草を大量に採取し、魔物を狩り、次はディアブロ王国へと向かった。


俺たちは西の町を避けるようにディアブロ王国内の魔物狩りをした。

理由はエムルをもうしばらく反省させたかったからだ。

俺たちが西の町に行くと、エムルがついてきてしまう可能性があった。

それだけは避けねば!


ただ、ここにきてルナのレベルアップのペースが落ちた。

レベルが上がるほどレベルアップのスピードは落ちるが、それよりも魔物の質に問題があった。



「またゴーレム!」


「スライムもいるわ!気を付けて!」


固いゴーレムと、女性の敵のスライムだった。


ルナのナイフではゴーレムにダメージを与えにくく、スライムはルナの服を溶かした。



「うーん、ルナ、ちょっとエクスカリバーを鞘から抜けるか試してみてほしい。」


俺がエクスカリバーを渡すと、ルナは頑張って鞘から抜こうとした。


「ンーーーーー!無理です。」


「駄目だったけど、エクスカリバーの光が前より少し強くなった気がするな。」

「前より強くなってるわ!」

エクスカリバーが抜ければ、ゴーレムを簡単に倒せると思ったけど、うまくは行かないか・・・


ログハウスで休憩にしよう。






「あれ?いやな気配がする。いやでも、俺が疲れているのか?」


「どうしたの?」


「いやな気配がするんだ。シーとマインに混ざって、奴の気配がする!俺の疲労のせいか?」


「多分間違ってないわ。」


ログハウスをノックする音がする。


こんこんこんこんこんこん


うるさい。ノックが多い!


ガチャ



「どうも、クロノです!」












最後までお読み頂きありがとうございます!ここまで少しでも、ほんの少しでも面白いと思っていただけた方はブクマ、そして下の☆☆☆☆☆から評価をお願いします!

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