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プロローグ
この星は8割が海でできている
そのため、海の頂点に立つものは世界を支配出来るという言い伝えがあった
世界を支配しようとする悪や、それを止めようとする勇敢な者たちは海に出た
皆はそれを「冒険者」と呼ぶ
そしてこの星にはもう1つ不思議なものがあった
それは、生まれたときに何らかの能力を持って生まれてくる子供がいること
子供達は「死神の子」と呼ばれた
死神の子の中で最も恐れられたのは水の能力を持つ子供だった
海を支配されては困るからだ
けれど、その能力を持つ子供は数百年の歴史の中で1人しか生まれていなかった
今世界を支配しているブレーグ国はいつ水の能力を持った子供が生まれて私たちに襲いかかってくるか分からない恐怖から逃れようと世界にあることを伝えた
それは、
「水の能力を持つ子供が生まれたときには我が国で家族皆を神とし敬拝する」
というものだった
それを聞いた民衆達は水の能力を持つ子供を産もうと励んだのだそう
生まれたら牢獄に入れられることを知らずに…




