**ここまでのあらすじ**
投稿期間が開いてしまったので、ここまでの物語の要約です。
まだ読んでいない方はネタバレとなりますので注意してください。
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時は2017年、4月1日。
唯町という田舎町に住む南野和也は、仕事のためにやってきた東京新宿のスクランブル交差点で、同じく滋賀県から阪神対巨人の試合を見に来ていた阪神ファンの大学院生・東山朋夏とぶつかってしまう。
その時、お互いが手に持っていたスマートフォンを落とした際に、たまたま全く同じ機種のスマートフォンを持っていたために相手のスマートフォンを間違って持って帰ってしまった。
それぞれ帰りの電車の中で気付いたものの、どうしようかと迷っていた折、和也は唯町へ帰るための乗り換え駅である篠山駅にて、幼馴染の西島麻衣子と再開した。
麻衣子にとって、和也は長らく片思いをしていた相手であったが、この春から福島県の郡山で就職することが決まっており、和也とはお別れであることを告げた。
その時、麻衣子はたまたま彼の持っているスマートフォンが麻衣子のものと同じ機種であることに気付き、それを奪い取って借りると、返す時にまたもや誤って、二人のスマートフォンが入れ替わってしまった。
またもや気付かずに和也は唯町に、麻衣子は福島へ向かうべくまずは東京を目指して電車に乗っていたが、職場に戻った南野和也は、すぐさま大阪へ出張を命じられてしまい、その日のうちに東京までトンボ返りすることとなる。
麻衣子は東京駅でなんとか和也の持っている自分のスマートフォンに連絡をとり、今から和也が東京駅へ来ると聞き、しばらく東京駅で時間を潰すことにした。この時入った喫茶店で、熊本から大学の先生に連れられ学会へ訪れていた医学生の北本太一が偶然隣の席に座ったのだが、彼もまた3人と同じ機種のスマートフォンを持っていた。
今度は向かいの席に座っていた子供がイタズラをして2人のスマートフォンを入れ替えてしまい、4人のスマートフォンは複雑に入れ変わってしまったのだった。
東京駅で和也と再開した麻衣子は、お互いのスマートフォンを交換するついでに、一緒に居酒屋で食事をとったが、その帰り、意を決した麻衣子は和也に自分の想いを伝える。
突然のことに和也は返事をできずにいると、麻衣子は返事は明日で良いと伝え、福島へ向かう最終の新幹線に乗って東京駅を経った。
翌日、出張で大阪に訪れた和也は、滋賀にいる朋夏に連絡をとり、京都駅でお互いのスマートフォンを交換しようと約束した。京都の繁華街で買い物をしていた朋夏は、和也と会うために京都駅を目指した。
また、熊本に戻ってきていた太一は、携帯ショップへ行き失くした自分のスマートフォンを停止しようとするも、店員の提案によりまず自分のスマートフォンに連絡してみてはどうかと言われ、入れ替わった自分のスマートフォンに連絡を入れようとしていた。
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続きからが次話になります。




