秋に開催される模擬戦
秋、少しはただ寒くなりちょっと寒いかなって思う時期
特にかわりがないが、ふと耳にする言葉ーー
「ゼロ次元とそこに空翔らしき人物が現れるっていう噂だぞーー」
「見るからにして、小隆太お前だろ?」
首を降り違うことをアピールするーー
ただ、今ひとつ気になることはーー
「空翔あれ、さっきそこにいなかった……?」
そう、最近やたらにこういったことを聞かれるようになった
「俺は教室にいたはずだけど……アクアお前なんか見間違えたんじゃないのか?」
「えぇぇぇ……そんなはずないよーー食べ物渡しましたし……」
「えっ……昼飯を!?」
「うん」
「俺の昼飯ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
空翔は机から立ち上がって廊下を走りだした
彼は朝から何も食っていない状況の訳だが……
廊下、階段を一気に駆け落ちて食堂にたどり着く
「おばあちゃんんん、まだ食べ物ある!?」
「えっ……さっきあんた買い占めただろ」
「食堂の物を買い占めるくらいの金額は学生は持ってないよ」
「それでもないものはないんだよ……」
走ったのが無駄足になってしまいしぶしぶ教室に向かってるとーー
誰かとぶつかってしまった
「わりい……前見てなかった……大丈夫か?」
「大丈夫……だけどちょうど良かった来てくれる?」
この学園、正式名称特殊専属魔法科学園ーー
一番最初に破壊された高校の名前が改名されたらしい
まぁ、言われた通りについて行くとある部屋に立ち止まる
「えっ……ここ生徒会室じゃん……あれなんか俺悪いことした?」
「まぁまぁささっ、中に入って」
中に入ると数人規模で席に座っていたーー
「連れてきたよーー例の人」
「おう、やっぱり違うな……てか色事態ちがくないか?」
「まぁ言われてみれば……あっちは白黒だよな」
「確かに……こんなに目が緩くないし……」
「あっちの方が鋭かったよな」
マジマジ顔を見つめる生徒会の人たちーー
逃げられないように扉に鍵かかっている
「空翔遅くねぇ?」
「そうですね……トイレかなんかでしょう」
いやいやトイレとかじゃなくてピンチなんですけど!?
手を動かしてジリジリ近づいてくる
「ちょっ……ああああああああ×2」
雨が降り始めた、まぁ少し薄暗くなりちょっとだけ寒い
生徒会室で、連行されて最終的に手による攻撃に笑うしかなかった
「ふむ、あの無表情とはわけが違う……本物だね」
「夜が再び現れ汝我と共にーー」
「それは違う、中二病術式はいらないよ」
「あぁ、楽しかった手の関する技が使えて」
「ちっとも良くねぇよ!!俺が大惨事レベルだったらどうする気ですか!?」
「大丈夫だ、何かあったら強い光りにより消されてるはずだ」
落ち込む一人の少女、1人は肩を叩きむなしい顔をする
ある意味生徒会の人達は特殊すぎるーー
生徒会室に連れていかれて午後の授業が台無しになってしまったーー
「自己紹介忘れてた……私が原切禁子」
「我の名は、瀬戸聖那契約は後で頼む」
なんだよ契約って思いながら自己紹介を続ける
「俺の名は近藤よろしくな」
「僕は、アルト」
女子2男子2で合成された生徒会チーム
ただ、1人だけ別世界にいっちゃってるだが
今日はこれで終わったけど次の日ーー
突然生徒会室呼び出され言われたことがーー
「君、各学園の模擬戦に出てくれ」
勿論唐突、驚く余地もなく指をさされて呟く
「いきなり過ぎませんか!?」
「まぁいいじゃないのてことでよろしく」
とか言われてまぁ仕方がなく競技場へ行く事にした
ドーム状のフィールドのような感じのいっけいかわらない感じだが違うのがーー
「専用銃での戦闘、でそれ以外はVRMMOでの戦闘となるぞ」
「専用銃ねぇ……」
試しに打って見た、レザーみたいな光線が一直線に放たれ
壁にある的に激突した
「おー、スゴイではないか!これならいけるぞ」
「後はMMOの方は時間内にどれだれだけ倒せるかって感じだよ」
映像は奥の大画面に映し出される仕組みーー
こちらは銃ではなく剣を使ったりして戦うらしい
VRMMOはタイムアタック、銃の模擬戦は相手のメダルを打ち抜いた方が勝ち
個人戦の模擬戦は、魔法系の技は禁止それ以外の銃に纏わる技の使用は許可されてる
「さて説明は以上、期待以上に頑張ってね!」
「ちょっ……いっちゃったか……参ったなリーダーだよいきなり……」
へとばった感じに教室に入るとーー
黒板に何か書いてる……どうやら模擬戦に出る人メンバーを書いたらしい
「2年生チーム、個人戦……空翔、小隆太、赤坂、白雪、実淵、如月の6名」
続いて追記が書かれていた
「2年生チーム、団体戦……リーダー空翔、アクア、小隆太、如月の4名」
言葉に表しながら次々に指を追っていく
やはり小隆太は出るらしい……過去に模擬戦の覇者と言われた凶暴とか言われてた……?
そうには今見たらたしかにそうかもしれないが……あの時、キャラが変わった感じを思い出すと否定出来ないかな
「よっ、お前いきなり生徒会から推挙とか前代未聞だぜ」
「アクア、空翔のために頑張るよ」
楽しく三人が会話してると間に入ってきた3名ーー
「悪いな、話の途中失礼する」
「お前がリーダ?なんかの間違えでしょ」
「まぁまぁ、それは抑えてさ……よろしくな」
鋭い目線をする一人の女性とその後ろにいる男3人
挨拶だけして、立ち去っていった3人組ーー
「何だったんだ……?」
「確か、如月竜希、赤坂竜斗、実淵亜貴斗……このなかで中学歴戦最強と疑われたのがーー」
話を聞くと如月竜希って言う人らしい
その子に姉妹の妹、如月白雪と言う子がいて2人揃うと最強と呼ばれたらし
「へぇー……気持ち悪くらい詳しいな小隆太……お前の人脈が一番の謎だとわかった」
「そんなことを言わないでくれよーー」
「気持ち悪レベル軽く超えてますよ……」
ぎゃあぎゃあ騒いでる3人組ーー
結局なぜ生徒会室に呼ばれてしまったのか聞きそびれてしまったがそれはそれで気にしないことにした
学校の屋上、生徒会2人組の姿ーー
「帰りましたよ……いつまでそうやって続けるんですか……原切禁子さん?」
「アルトか……見てわからぬか?」
「えぇわかりますが……あの人は普通じゃなかったですか?ならなぜまだ監視を続けるんですか?」
微笑みなから風景を見渡しながら喋るーー
「直感なんだけどね、もしかしたら……あの人の色違いが現れるかもよーー?」
その言葉と共に秋風が吹き抜けたーー
可能性はゼロではないから彼を監視するしかないのだー




