表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/34

変革~暴かれるイケメン

 僕は固まった。

 なぜ彼女がこんなことを言うんだ。


 「どうしたの驚いた顔して」

 くすっと笑う彼女を見て冷や汗が出た。あの紙切れの事は誰にも言っていないはずだ。むろん僕のおじいちゃんの夢の話も。

 「Cクラスって何の話?」

 「あなたの、イケメンレベルがよ」

 そう言うと彼女は煙草に火を付けた。

 

 「あたし、見えるの」

 話がオカルトに向かい過ぎて僕は気味が悪くなった。ほとんど話したことがなかったが、あるいは彼女はこんなキャラだったのだろうか。

 

 「不思議でしょう?」

 「いや、よくわからないな」

 「なにが?」

 「君は僕について何か知っているのか?」

 努めて冷静に聞いたつもりだったが、動揺を隠し切れていたかわからない。しかし彼女の言葉を聞いてさすがに飛び上がってしまった。

 「知ってるわ……全部」


 そういうと彼女は大きく笑い、僕の背中を叩いた。

 「おもしろーい。タケシ君結構ビビりなのね」

 僕は少しほっとして言い返す。

 「ふざけないでくれ」

 「あら、ふざけてはいないわよ。あなたのことわかるもの」


 僕は本当に参ってしまったが、お酒を飲み干すと彼女は話し始めた。

 「霊感みたいなものかしら、あたし人の能力がなんとなくわかるの。これは家系ね、おばあちゃんがそうだし。だから1年生のときあんなに冴えなかった君がいきなりCランクのイケメンにまで上がっているのを見てびっくりしたわ。そんな急激に上がる人なかなかいないもの」

 「外見はあんまり変わってないと思うけど」

 「そうね、外見じゃないのよ。潜在的な能力っていうのかな、そういうものが見えるの。潜在的な能力がCランクなのよ、あなたは」

 

 なんだかありえそうで、それでいて非現実的な話を聞かされて僕は疲れていた。

 「それで、最近何があったの?あたしはそれに興味があるの」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ