3日間の悲劇
えっとこっから志榮は破滅の道に進みます・・・ご期待ください
あなたがいた日々 3日間の悲劇
未依はぎょっとした顔をしたがそのうちにへぇ〜っていう感じで認めてくれた
OKをされる少し前に席替えをした
その席があたしの全てを大きく動かした・・そしてもらったことない愛とかそういう暖かい想いを間違えた方向に贈っていく
あたしは後ろから二番目。なんとあたしの真後ろはぷっちょ。右隣は物静かな男子。左隣は小1の頃からの幼馴染康時・・通称ヤス。左ナナメ後ろはクラスで一番でかい小田切。ヤスの隣は未依。そしてあたしの左ナナメくらい前はみっきー。ほんとの左ナナメ前は委員が一緒の松田・・。未依とみっきーで最終的にやり始めた手紙。席的には超トライアングル。ただあたしからみっきーに渡す場合は松井に一度手渡してからじゃないと届きはしない
あたしは正直、初めての男だったから恋人に対してどういう感情でどういう態度でいればいいのかわからなくて。
未依しか知らない二人の関係
だから・・・・相談したんだ
「は〜!?嫌いになった!?」
「っていうかなんか一瞬一瞬変わる」
「・・?」
いまは大好き。なのに5分後になると顔すらも見たくなくなる。好きな時はみっきーの一つ一つ発言にリアクションをしてた。なのに嫌いになるとわざとらしく見えるほど顔を背けた
その症状が出たのは付き合ったその日から。多分友達以上恋人未満に慣れていた所為だろう
あまりにもそれが辛くて・・・わけがわからなくなった
2.3日後には愛なんてものは失せた。なぜ告白してしてしまったのか?それすらも疑問になってく・・・。どうにかひと月は持たせようと思ったのだが・・・。
運動会が終わってすぐに文化祭の準備に取り掛かった
うちのクラスは壁画・・・しかも全て折鶴で作る壁画・・・これも担任の提案
あとは合唱コンクール。学年で優勝したクラスが市の大会に出場できる
うちのクラスは隠れキリシタンをテーマにした曲。それを弾くのはそう・・あの変人=松田
どうやらめちゃくちゃピアノが上手いらしい・・・指揮は185もある小田切
唄自体はとても好きだ・・それは今でも・・唄いたいとは思う・・それに今でも唄える
あぁ・・・いつからだったのかな?
君に愛を覚えたのは・・・君の全てが愛しくなったのは・・・・
えっとちなみその曲はクルスの島といいます。ご存知の方はいるのでしょうか?あぁ・・・あれからずいぶん経って今という現実でこれを書くと笑ってしまいます