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イジメじゃないイジメ

はい・・・私は本当に悪人ですね。でも本当にこのまんまなので・・・

あなたがいた日々   イジメじゃないイジメ


実際のところあたしが動かずにいても彼女は痛みを感じていたとおもう

あたしとみっきーはほとんど彼氏彼女状態であったのだから


別に病人をワケもなく嫌ったりはしない

もしもぷっちょがほんとにか弱かったらあたしだって考えたけど


遠回しな攻撃


誰もそれがぷっちょへの直接的なイジメだとは思わない

だってあたしは実際にみっきーを好きだったのだから


好き⇒告白の経緯に間違いはない



あたしは悪知恵だけじゃなく人に気を遣ったり、傷つけたり・・それを全て言葉でやっていた

もちろん、言葉よりは劣る演技力というもので・・・


運動会の日に告白するというのは本当の思い付きだった


その2.3日前にみっきーと放課後遊んでたことはあった

その場には遠くからあたしを睨むぷっちょもいた


悪いけどそこらへんは、イジメよりも恋心が先をいった

ぷっちょの存在を忘れ、二人で遊んでた


後々そのときぷっちょが泣いてたと聞いたが申し訳なさも何もなかった


ぷっちょは自分が想い続ければあたしの美貌で相手は来ると思っていたと

後に聞いた



運動会の日に告白は後にややこしい事件に巻き込まれるのだけれど・・・


去年はすべてが無力だった

頑張れば金はもらえるのか?協力すれば知能は上がるのか?


今だって別に善人になったわけじゃない


死んだ人間を見たって、哀れだとは思わない。そういう運命だったんだろうで終わる



そういえば夏休みのまっさかりに元クラスメイトが川で溺れた・・・死んだ

あたしは塾に行かされていたからその葬式やらの連絡網を生で聞いたわけじゃない


そして葬式やら告別式やら・・・


人が真面目に勉学に勤しもうと思ってる最中に死にやがって・・・・葬式に行く労力がもったいない。本当は行く気がなかった・・・なぜなら・・・嬉しすぎる凶報だったからだ


校内であたしは3本指に入るくらい死んで欲しいと願っていた

その1人が運良く死んでくれたんだから

行く気なんかなかったのに行ったのは簡単な話。行かなかったら内申に響くと思ったからだ



あたしはどこまでも果てしなく悪になりたかった


悪ぶりは多かった


あたしは通夜に行った時思わず笑ってしまった出来事があった


だれもが半強制的に行かされた=悲しみは少ない


生徒達は久しぶりにあった友人と楽しく談話をしていた

あたしが見た中であいつを哀れみ悲しみ涙を流していたのは2人だけだった

しかも女子。あいつはけっしてモテたわけじゃなかったしそれに異常なほど女子に対する態度が悪かった


まあ死んでも死ななくても何も変わらなかった


あるとしたら少しだけあたしの学校生活は楽しいものになったというだけで







死んだのは事実です。遺影を見て思わず笑ってしまい焦りました。お焼香で下を向いてごまかしましたが・・・さて次は・・・・告白です

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