手紙
えっと前もって言います梨都=嵩耶は悪人です。でもあたしはこの回で言っていることは今でも間違いではないと思ってます。
手紙
後ろのゆーくんとみっきーは手紙をやっていて。
うん二人は男子だ。
あと別にホモでもない。
ただ授業がつまらないを理由に手のひらサイズのノートを1ページ破り一行ずつ物語を書いていた。
あたしはいつのまにかそれを授業中に回されて読んでた。
つまらないんだろうと思ってためしに一行・・・で笑ってしまった。
それはとてつもなくグロいキモチワルイ話だったんだけど笑えたんだ。
あたしは前から二番目なことすら忘れて読みまくってた。
あたしはいつのまにかそんなおもしろいことをあたしに教えてくれるみっきーに惚れてて。
みっきーの後ろは未依。
縦三列プラスゆーくん。
あまりにも辛い放課後の運動会の練習。
それを忘れさせてくれるどころか学校が楽しいものだと教えてくれる環境
いま思い返せば先走りすぎだったんだ。
初めて話してから2週間で愛を伝えるなんて・・・・・
あたしは告白を決意した実際それを決意する出来事はある少女にあった
彼女はいわゆる疫病神ちゃんだった。
クラスでも唯一嫌われていた。
理由は簡単だ。
人二人分はあるだろうっていう巨体。
前にも横にも大きい彼女。
彼女にはたくさんのあだ名があった。ぷっちょとかカビゴンとかIカップとか。その上キツい香水を身に纏い似合いもしない縦ロール。
しかも彼女は自分が糖尿病なこと武器にやりたくないことはサボるし逃げる。
あたしは彼女を陰で笑ってた。
関わる気はなかったけど傷つけたかった。
ぷっちょがみっきーを好きだという噂が流れた。
あたしは告白すれば確実にOKを貰えると信じ自分の一時の幸福と彼女を傷つけたい一心で告白を決意した
さぁ次回からあたしはいわゆるパラレルワールドの住人になります。精神状態が非常に危険になります。お楽しみに