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笑顔で破局☆

えっと某なんて付いちゃってますけどこのアイドル大好きなんですよ。ってそこは関係ないですね・・・

あなたがいた日々

笑顔で破局☆


うちのクラスは優秀賞に終わった。

いわゆる2位でうすぺっらな市販の賞状で、みんな泣いた。

あたしは2位を取れただけで満足してた。それよりも愉快だったのは。

『飽きたって』

『たった一ヶ月じゃん』

そんな会話が未依とあいつの間で繰り広げられてるときあたしは他人事のように違う愛に走ってた。そしてあたしはあることをずるく利用した。ある口の軽い噂好きの女の子にわざと別れたことを言った。彼女はたてまえで誰にも言わないよと言っていたが、翌日の文化祭二日目にはクラス中が知っていた。それはとてもありがたいことだった。あたしはあの男と付き合ってたという話よりもあいつと別れたという話にもちきりになってほしかったからだ。


あたしは自己中になった。昔よりも、もっともっと。誰を使ってもいい、あたしはあたしのやりたいようにやる。表面はずっと笑顔で、裏面は全てに憎しみを浮かべて



しかし破局ごと思わぬ不幸があたしを襲った

それは、あの男の行動。そして思想に



「なんかこないだあいつがあんたよりも先に帰った日あったじゃん?」

「・・・あぁ・・あったね」

「あの日、あいつ一回家に行って着替えてまた学校に来たらしいよ」

「なんで〜?」

「なんかあんたと一緒に帰りたかったみたいよ」

その言葉にあたしは悪寒を覚えた。一気に病に倒れそうになった

あたしは某アイドルのタイトルじゃ無いけど『愛されるよりも愛したい』だから

受身は何に対してもダメだから。あの男はあたしが帰らないと帰らなかった

そんな卑しい行動にあたしは嫌悪感を覚えた

計画している行動。周りの友人はそんなことされた嬉しいとかって言ってたけど

あたしにはわからない


「あと俺最近避けられてるのかな?あたしに聞いて来たんだけど。あたしはあんたが松田に

いってるの聞いてたからさ、かなり焦ったよ」

「ふ〜ん」


あたしが次に思ったのは怒りだった。気持ちが悪い・・・避けられてることに気付いていたならあたしに直接言えば良かったじゃないか

そう思った。女に相談するのはどうでもいいから、そんなヒマがあるのならあたしに直接言えば良かったじゃないか。そう思った


普通に考えれば、自分のことについて悩んでくれる、困ってくれる、そんなもどかしさやら恋愛特有の神経・・・あたしにはそれが考えられなかった



色んなところで・・あたしは自らバラした

しかしあの男は思わぬところに不幸をばらまいた



それは文化祭が終わってすぐのことで、あたしの恋愛を邪魔し始めた


未依はいつの間にかあの男に惚れていて、あの男も傷心を未依で癒して

そんなことあたしには構わなかった。むしろ未依にはおすすめをしていた

めずらしい元カノだと言われたりもした


あたしは松田を追いかけてた

彼氏と別れたら普通少しは心が痛むものだけど、こればっかりは歓喜が沸いた


毎日が楽しかった。受験シーズンちょっと前、この秋の季節にあたしは

知らないうちに夢の世界に足を踏み入れていた

梨都もとい志榮はちょいと変人なので愛してるといわれるのは本気でうれしくないです。だけど彼氏は欲しいってなんか矛盾してますね

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