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ミッドシップ 侵攻1

僕は単身で、一定距離を進むたびに極大魔法を使用して侵攻していった。


僕が魔法発動させるたびに、敵が死んでいるのだろうか?

それとも、だれも居ないところで、魔法だけが発動しているのか?

よくわからなかった。


僕は後者を願いながら、進んでいった。


ある日、何も無い岩壁に、人の形が焼け残った様に付いていた。


え!?もしかして、、、、人?

いや、もはや人間とはコミュニケーションを取れなくなった救いようのないバンパイヤだ!

心の同様と、自分を正当化するために、都合のいいことしか考えられなくなっていた。


僕はどうすればいいんだ?

ダルフ隊長は迷ったら、極大魔法って言ってたよな。

焼き尽くせばいいんだ。

ヴァンパイヤを人間に戻すことはできない。

だから、殺してもいいんだ。。。。


その日から、気持ちが重くなった。

僕は何かを毎日、殺している。


その夜、僕は休憩する前に周囲の敵を一層して、安全の確保をするための、極大魔法の行使を怠ってしまった。


すると、僕が休んでいると、敵襲があった。

敵は5人、ミッドシップ国の民族衣装を着ているが、人間の動きを超越している。

5人は連携して攻めてくる。


こ・こいつら知能がある!

しかも、明らかに、ミッドシップ神国の人だった人たちだ。


「おい!やめろ!お前達人間だろ?」

「おぉぉぉ!」

駄目だ、全く通じない!


しかたがない、極大魔法で・・・

駄目だ、食料を積んだ荷車が結界に入らない場所にある。


こんな時は、どうすればいい?

第2王女が生まれてから、いざという時のために、体力づくりや、武術の訓練は受けていた。

あの筋肉ダルマ先生の指導で、僕だって剣の心得くらいはある。


こんな時はどうするんだっけ?

僕は、休憩に使用していた小屋に荷車は停めてある。

剣と松明を構えながら、小屋に飛び込み、その屋根に火を放った。

木造の小屋は勢いよく燃え始めた。


襲撃してきたヴァンパイヤたちは、小屋を包囲して僕が逃げられないように、取り囲んでいる。


勝てる!

「我が主神!サドミスト!僕の不注意のため、ピンチを招いてしまいました。

この浅はかな下僕に何卒慈悲を与え給え!フェニックス!」


無数のフェニックスが飛び出し、小屋ごと吹き飛ばし、周囲を焼き尽くしていく。

ヴァンパイヤたちも、一瞬で焼き消えてしまった。


助かった。

でも、今回の作戦で、初めて人が、敵が死ぬところを見た。

たとえ、バンパイヤでもフェニックスが襲いかかる瞬間恐怖の表情を浮かべていることは見えた。


僕は、相手を殺したいと思って魔法を行使したのだ。


僕は人を殺した。

彼らは、ヴァンパイアだ。

元は人間だ。

僕にはサワーシップを護る使命がある。


命令、使命、みんなの期待、いろんな事を考えても。

僕はあの5人を殺すためにやった。

その気持が消えることはなかった。


いくら別なことを考えようとしても、夜の暗闇は、僕の心を悪い方に引っ張っていく。


誰か側に居てほしい。。。

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