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インターンシップ?その1

最初に行ったのは、魔法師団だ。


魔法師団とは、騎士団のようなもので、多くの人数で小隊、中隊、大隊を構成し、

有事には、騎士団と連携して作戦行動も行う。

大勢で力を合わせて、作戦を遂行する組織だ。


最初に、僕の結界の範囲を調べた。

いつものように魔法の発動場所に行くと、等身大の人形が30体ほど置いてあった。

それぞれの人形には耐熱系の防具がつけてある。

どこまで人形が残るかの確認だろう。

その人形を押し分けてセンターに立って、詠唱した。


ここに来てから魔法を発動させるときに人が立ち会うことはない。

極大魔法に恐怖する気持ちはわかる。

だが、人から恐怖されていると感じるのは、なんとなく淋しい。


「我が主神、サドミスト!なにやら、パパラッチのような、格好になっていますが、魔法師団が、結界の大きさを調べるために、やっております。あなたの寛容をもって、魔法を発動させてください。メテオ!」


天上から、猛烈な爆風が降ってくる。

プレストンの周りには防御結界は貼られているが、全ての人形はカバーできない。

だが容赦なく叩きつける爆炎が防御結界に収まりきらない人形が爆風にさらされてた。


魔法が収まると、プレストンの周りの人形は身体の半分くらい残ってるのが10体。

普通に残ってるのが5体。

残りは跡形もなく消えている。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

調査結果は魔法師団長に伝えられた。


魔法師団の幹部は、プレストンのいないところで、どうすれば有効に活用できるかを話し合った。


結論としては防御結界の範囲が狭すぎて、複数人の作戦行動は困難である。

という結論に至った。


4人5人の少人数のパーティーで行動する冒険者のほうが適当ではないか、ということで、

次は冒険者ギルドで見てもらうことにした。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

次は、冒険者ギルドのマスターがやってきた。


今回は、ギルドが大々的に調査を行う。


スリーステップダンジョン。


冒険者がある程度レベルが上がってくると、必ず行くと言われている、

踏破するのに1週間くらいかかる名物ダンジョンがある。

ドロップアイテムが豊富なのも魅力の一つだ。


今回は、ギルドが大々的に取り仕切り、実験日には誰もダンジョン内に残っていない様に準備が順調に進んだ。


当日、僕は水、食料とは別に4体の人形をつれて、ダンジョンに入ることになった。

今回も、同行者なしだ。

しかも、今回の人形は録画機能付き、これはこれで、重たい。。。


やがて、スリーステップのダンジョンに到達した。


もうすぐ、ちょうどお昼になる。

入口で、食事を済ませて、人形をセットし、なんちゃってパーティを装って、

薄暗いダンジョンに入っていった。


入口から少し進むと、一匹のスライムが現れた。


「我が主神、サドミスト!神敵たる魔物に、神の裁きを与え給え!フェニックス!」

無数のフェニックスがあらわれた。

フェニックス達はスライムを瞬殺し、壁・天井・床を砕いていき。大暴れしている。


フェニックスが消えると、上には空が見える。

眼の前にはV字の渓谷が見える。


あれ?スリーステップのダンジョンは?


マップを見ても現在地もわからない。


仕方なく撤退した。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

数日後

冒険者ギルドのマスターから丁重なお断りが届いた。


まぁ、結局試験ではスライム一匹倒しただけで、迷って撤退しただけだから仕方ないか。。。


スリーステップダンジョン消失の噂を聞いたのは、さらにしばらくしてからだった。


・ギルドが何かの実験をしていた。

・ダンジョンが枯渇して、閉鎖になることは聞いたことがあるが、爆散って初めて聞いた。

・スライム一匹倒すのに極大魔法を使った。

・地表から最下層まで跡形もなく消し飛んだ。


ギルドはボロカスに言われ、責任を追求されている。


とにかく、僕はギルドから愛想はつかされてた。。。。。


次は、最後の近衛騎師団だ。

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