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ミッドシップからの帰還

無事ですか?プレストンさん。

サンドラ副官の声が聞こえる。


僕は、死んでない?どうでもいいや。


サンドラ副官とジェーコフ司令がいる。

僕は、近衛魔法師団の馬車に乗せられていた。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

僕は、サワーシップに帰還するため、何も無い焼け尽くされた荒野を、何日も歩き続けた。

ミッドシップ王都とともに、荷車を吹っ飛ばし。

手持ちの食料も尽きた。


もう何日も、なにも食べずにさまよい続けた。

やがて進めなく鳴り、行き倒れたはずだ。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

我々がプレストンさんを発見できたのは、

プレストンさんが通った跡は幅10kmくらいが焦土と化してます。

私達は、プレストンさんの極大魔法に巻き込まれないように、魔法発動位置を毎回確認しながら、安全をとって、50km圏に入らないように、ついて行っていました。


ミッドシップの王都で信じられないほどの極大魔法を観測した以降、魔法の発動が確認できなくなったので、徐々に王都まで近づいているときに、行き倒れになっているプレストンさんを発見できたわけです。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


横たわっている、プレストンを、ジェーコフ司令が労った。

「ほんとによくやってくれた、プレストン。

おかげで、サワーシップがヴァンパイア化する脅威が排除できた。素晴らしい働きだ!

何か辛いことはないか?」


プレストンは、表情を変えず、上を向いたまま、虚ろな目をして、今回のミッドシップ国での出来事を最初から最後まで、淡々と話し続けた。

そして最後に「バンパイアに、人間だった頃の記憶があり、言葉を話す奴らがいたんです。

僕は魔法を使いました。

彼らの、記憶も消し去りました。

僕が、自分の意志で、相手の顔を見て、殺しました。」


淡々と語っていた。

喜びも悲しみも何も表さない。

完全に心を閉ざしている。


ジェーコフや、サンドラの声は全く届かない。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

プレストン達は、サワーシップ王都に到着した。

熱狂的な歓迎を受けた。

まるで祭りのようだ。


おかえり!プレストン!

サワーシップの英雄!

爆炎の魔法使い!


だが、プレストンは、声援に応えることもなく、フードを目深に被り、表情を見せることもなかった。


お城に戻り、ダルフ隊長に報告に連れて行かれた。

ダルフは、プレストンの姿を見て驚いた。


ジェーコフは、プレストンが心的外傷、いわゆるPTSD、があることを説明した。

プレストン一人で司令もなしに突入させることに難色をしめしていた、

近衛騎士団のガウェイン隊長が懸念していたことが、実際に起きてしまったわけだ。

出撃前に、このダルフにお任せあれ!と言った手前、メンタルヘルスに注意が及んでいない状況は見せるわけにはいかない。。。。


このまま、公開してはまずいな・・・・・

ダルフは、どうすべきか思案している。


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