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考察・随筆・エッセイ集

キョンシー女子大生お手製のブラッドカレーを実際に作ったらどんな味なのか、AIに聞いてみました。

作者: 大浜 英彰

 私は先日、しいな ここみ様御主催の「華麗なる短編料理企画」にN4655KD「【漫才】女子大生キョンシーの御手製カレー」という新作短編で参加させて頂きました。

 この「【漫才】女子大生キョンシーの御手製カレー」は、キョンシーの台湾人女性がボケ役で普通の日本人女子大生がツッコミ役という女性コンビが、日本の国民食と言うべきカレーを話題にする漫才なんですね。

 漫才のシナリオ内でボケ役のキョンシー女子大生が手作りカレーのレシピを披露するのですが、それがなかなか癖の強いレシピなんですよ。

 その作り方は下記の通りです。


【キョンシー女子大生お手製ブラッドカレーのレシピ】


①人参と玉ねぎと馬鈴薯を手頃なサイズにカットし、カレールーを溶いた鍋に入れる。

②豚の血を使った血豆腐とブラッドソーセージを手頃なサイズにカットし、カレールーを溶いた鍋に入れる。

③鍋の中に鴨の血を注いで隠し味にする。

④豚の血と餅米を固めて作った米血糕をご飯に乗せて、そこにカレールーをかける。


 血液を用いた調理方法や具材で作ったカレーなので「ブラッドカレー」なのですね。

 要するに血豆腐とブラッドソーセージはカレールーの中の牛肉のポジションで、米血糕はトンカツやコロッケや目玉焼きみたいなトッピングのポジションです。

 このキョンシー女子大生お手製ブラッドカレー、私は漫才のギャグとして書いたのですが実際に作るとどんな味になるのでしょうか。

 そこで例によって、スマホから使えるGemini AIという生成型人工知能チャットボットに聞いてみる事にしました。

 なお、Gemini AIには予めN4655KD「【漫才】女子大生キョンシーの御手製カレー」を読んで貰いました。


【私の質問】

 ところで、このキョンシーの女子大生が作っていたカレーを実際に作ったらどんな味になるのでしょうか。

 メインの具材は血豆腐とブラッドソーセージと米血糕、野菜類は人参と玉ねぎと馬鈴薯、カレールーには鴨の血が混ぜられています。


【Gemini AIの回答】

 ご提示いただいた漫才の台本を拝見し、その内容からキョンシーの女子大生が作った「ブラッドカレー」について想像力を掻き立てられました。

〈ブラッドカレーの味の想像〉

 ご質問のカレーは、血豆腐、ブラッドソーセージ、米血糕といった血を使った食材が主役で、さらに鴨の血で煮込むという、非常にユニークなレシピですね。

 もしこれを実際に作ったら、以下のような味になることが考えられます。

* 独特の風味とコク:血を主原料とする食材は、鉄分が豊富で独特の風味があります。これにより、カレーに深いコクと濃厚な旨みが加わるでしょう。日本のカレーではあまり使われない食材なので、新鮮な味に仕上がるはずです。

* まろやかな口当たり:鴨の血は、ポーランドの伝統的なスープ「チェルニナ」にも使われるように、煮込み料理に加えることでとろみとコクを与えます。カレールーに混ぜることで、より滑らかでまろやかな口当たりになるでしょう。

* 食感の楽しさ:米血糕はもち米を固めているため、お餅のようなもちもちとした食感が楽しめます。血豆腐はプリンのようなぷるぷるとした食感、ブラッドソーセージは弾力のある食感で、それぞれの違いが面白いアクセントになりそうです。

* 辛味とのバランス:もし市販のカレールーを使うのであれば、スパイシーな辛味と血のコクが組み合わさり、濃厚で奥深い味わいになるでしょう。辛味を抑えれば、より血の風味が際立つかもしれません。

〈桃のジャムとの関係〉

 漫才の台本では、このキョンシーの女子大生は「桃のジャム」が隠し味に使われたカレーが食べられませんでした。

 道教において桃の木がキョンシーを祓う道具として使われることから、この食材が彼女にとって天敵だったのでしょう。

 逆に言えば、桃のジャムが入っていないカレーであれば、血を多用した料理でも美味しく食べられるという設定がとても興味深いです。


 この「ブラッドカレー」は、キョンシーというキャラクターの個性を最大限に活かし、味の想像を掻き立てる素晴らしいアイデアだと思います。


 成る程、そういう味になるのですか。

 豚や鴨の血を沢山使っているので、鉄分の豊富な料理になるのは凄く納得がいきますね。

 そしてメインの具材である血豆腐とブラッドソーセージと米血糕はそれぞれ食感が異なるので、それが良いアクセントになるのですか。

 それからポーランドの伝統的なスープである「チェルニナ」に着想を得た鴨の血は、とろみとコクをルーに付与するのですか。

 予想していた以上に美味しいカレーになりそうなので、正直驚いています。

 しかしメインの具材を調達するのが大変そうなので、私はちょっと再現出来ないですね。

 もしもキョンシーカレーを再現された方がいらっしゃるなら、是非とも食レポをお伺いしたい所で御座います。

 なお、キョンシー女子大生お手製のブラッドカレーの詳しいレシピをGemini AIに教えて貰ったので、参考にして頂けたら幸いです。


【Gemini AIによるブラッドカレーの詳細レシピ】


 漫才の台本を元に、キョンシーの女子大生が作る「ブラッドカレー」を実際に調理するためのレシピを考えてみました。

 2人前の分量と手順を詳しくご紹介します。


〈材料(2人前)〉

* カレールー:2皿分

* 米血糕:100g

* ブラッドソーセージ:2本

* 血豆腐:50g

* 鴨の血:50ml

* 豚ひき肉:100g

* 玉ねぎ:1/2個

* にんじん:1/3本

* じゃがいも:1個

* おろしにんにく・しょうが:各小さじ1

* サラダ油:大さじ1

* 水:カレールーのパッケージに記載されている分量から50ml減らす

* ご飯:適量


〈ブラッドカレーの作り方〉

* 具材の下ごしらえ

* 玉ねぎ、にんじん、じゃがいもは皮をむき、食べやすい大きさに切ります。

* ブラッドソーセージは輪切りにします。米血糕と血豆腐も一口大に切っておきます。

* 野菜とひき肉を炒める

* 鍋にサラダ油を熱し、おろしにんにくとしょうがを炒めます。香りが立ったら豚ひき肉を加えて炒めます。

* ひき肉の色が変わったら、切った野菜(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも)を加えてさらに炒めます。

* 煮込み

* 野菜がしんなりしたら、水を加えます。沸騰したらアクを取り除き、蓋をして弱火で15〜20分、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。

* 仕上げ

* 一度火を止めてカレールーを溶かし入れ、再び弱火にかけて混ぜながら煮ます。

* カレールーが完全に溶けたら、鴨の血、ブラッドソーセージ、血豆腐、米血糕を加え、さらに5分ほど煮込みます。

* 鴨の血が全体になじみ、とろみがついたら火を止めます。

* 盛り付け

* 温かいご飯を皿に盛り付け、その上からカレーをかけたら完成です。


 このレシピを読むと普通に作れそうですね。

 だけど珍しい食材が多いので、コスト面が心配になっちゃうんですよね。

 その辺りも聞いてみました。


【私の質問】

 血豆腐や鴨の血など珍しい食材が多いので、材料費はかかる方でしょうか。


【Gemini AIの回答】

 おっしゃる通り、漫才に登場した「ブラッドカレー」の材料は、一般的なスーパーでは見かけることの少ない珍しい食材です。

 そのため、材料費は通常のカレーよりも高くなる傾向にあります。


* 血豆腐(鴨の血):鴨の血そのものは、中華食材店や台湾食材の専門店、あるいはそれらのオンラインショップで購入できます。価格は300gで数百円程度(送料別)のことが多いようです。

* 米血糕:豚の血ともち米を固めて作る台湾の代表的な屋台料理です。こちらも台湾食材を扱う店舗やオンラインショップで購入できます。

* ブラッドソーセージ:漫才では「栃木県日光市のジビエ専門店から調達した、ニホンジカのブラッドソーセージ」という設定でした。ジビエ専門店や、こだわりの食材を扱う精肉店などで見つけることができるかもしれません。価格は一般的なソーセージよりも高価になることが予想されます。


 これらの特殊な食材は、中華街やアジア食材を専門に扱う店舗、またはインターネットの通販サイトを利用することになります。特にジビエのブラッドソーセージは、専門店以外では入手が難しいかもしれません。

 結論として、血豆腐や鴨の血といった食材は、量り売りや小ロットでの購入が難しいため、一回の調理で使う分量としては割高になる可能性があります。

 また、ブラッドソーセージや米血糕なども、一般の食材に比べて高価なため、全体として材料費はかかる方だと言えるでしょう。


 成る程、食材の調達は確かに大変そうですね。

 キョンシー女子大生はブラッドソーセージに関しては栃木からネット通販、後は島之内の姐さんや元町の御隠居様のようなキョンシー仲間から教えて貰った中華食材店で調達したのでしょう。

 恐らく何回も作る羽目になったか、キョンシー仲間か留学生仲間にお裾分けしたのでしょうね。

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