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ナーシングホーム、幽霊の好き嫌い

短い話なので二本立て。

ナーシングホーム


 以前ナーシングホームに勤めていた人が見聞きした話だ。

 日勤中、車椅子が勝手に動いていき、自動ドアが開いた。これを見ていた職員は「きっと(車椅子を利用した人で最近亡くなった)さんが出て行ったのだろう」と言ったそうだ。

 夜勤中には、もうすぐ亡くなる人の居室に黒い影が入っていくのだという話を聞いた。あらゆる恐い話の定番と化しているが、いったい黒い影とは何者なのだろうか。実際に見かけた人によれば、人の死を報せるような様子を見せるだけで、他に何の害もないらしい。

 しかし、その人が実際に黒い影を見ることはなかったという。黒い影が人の死を報せるだけならば良いが、もし、死期が近い人にしか見えないのだとしたら。見えない方が良いのかもしれない。



幽霊の好き嫌い


 ナーシングホームで働いていた人の次なる職場は、レーン作業が主だった。

 というてい人死にが起こるような危険な現場ではなかったが、業務のつらさか、人間関係か、トイレで男性と女性とがそれぞれ自ら命を絶ったのだとまことしやかに噂されているらしい。

 女性の霊は誰でも見てしまう可能性があるというが、男性の霊は今のところ、気に入った女性社員にしか姿を見せないのだという。

 いやいや、セクハラですよ。成仏してください!


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