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狭間

作者: ナダ

過渡期

時代も世界も変貌していく


淘汰されるもの

新しく誕生するもの


自分も変わった

地球も再生する


古い時代の痛みは過去となり歴史となった

新しく生まれ変わる世界は混沌としている


昨日の今日で変わるもんじゃない

大きなカルマの清算には年月がかかる


人間というのは

変わることを恐れる

いつもと同じ朝

いつもと同じ人生に安堵する


けれども、もう抗うことはできない

毎日、日常は崩れ、常識は覆る

変わることを望んでいたのでしょう?

本当のあなたは



土の時代から風の時代になり二年が過ぎた

根深く植えつけられた男性社会の制度

盲目的に支持されなくはなったが

負の遺産、負の置き土産は山積み


男性性優位の在り方

男たるもの、強く優しく女性を守る

女性は後ろに下がって笑顔で支える

特に日本ではそういう傾向が強い


新しくなった女性性優位の在り方

男女性別関係なく個の自由

強きものは弱きものを守り支える

人間として幸せな生き方をする


男性性、女性性、どちらにも偏らず

バランスの取れた人間になる



それでも身体は男女の性別がある

男脳、女脳、性的な種の違い

時代が変わっても妊娠するのは女性だ


変わったのは心

男心と女心

どちらも理解できるようになってきた


チャラの「やさしい気持ち」より


“なけない女のやさしい気持ちを

あなたがたくさん知るのよ

無邪気な心で私を笑顔へ導いてほしいの

ぎゅっと私を抱きしめて


そう、いいかげんな男が あなたの理想だとしても

この愛が自由をこわすって?

でも勝手だってしからないで


手をつなごう 手を ずっとこうしていたいの…”


今の過渡期にぴったりくる

四半世紀前にこの歌を作っていたチャラはすごい

女性側の気持ちを主張した歌詞

男性側はようやく今受け入れてくれそうだ


女性性の社会へと大きく舵を切った今

男性性に縛られていた人たちは素直な思いで生きられるようになってきた


巷では女性用風俗の需要と供給が起きている

男性性社会の最後の置き土産が皮肉なことに

女性性社会の始まりにマッチして広がったと思われる

過渡期の中で生まれたもの


これから女性性のバランスが強くなっていく中で時代はさらに変化していく


労働所得、男女の性別、寿命…

進化と共に消えていくと思われる概念


世界は革新的に生まれ変わる

目まぐるしい変化に戸惑う

何が残るのか?


Imagine all the people

Living life in peace…


ジョンレノンは半世紀も前に歌ってたね











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