表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/622

ヴォルパーティンガー その41 ふ〜〜〜。けっこうなお点前でした。

ブックマーク登録、星評価、いいね、そして感想を送っていただき、ありがとうございます!


段々とストックが苦しくなってきましたが、休みの日に貯めて更新ペースをなるべく落とさないように頑張ります!


つたない作品ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。

ありがとうございました!

 ふ〜〜〜。


 しっかり堪能させていただいたのです。

 けっこうなお点前(モフモフ)でした。


 さすがのリルも撫でまくられて、グッタリしているのですよ。

 その表情はうっとりしているのですけどね。


 今日のところは、このくらいで勘弁してやるのですよ。

 悪役の捨てゼリフみたいに言ってるのですが。


 わたしは人の姿からヴォルパーティンガーに戻り、巣穴というか、洞窟の入り口を土魔法で塞ぐのです。


 完全に塞ぐわけではなく、わたし達が抜けられるくらいの穴は残すのですよ。

 なんだか、猫を飼っている家のドアについている、猫用の出入り口みたいなのですね。


 しかし、入り口を塞がずにモフっていたとは……。

 ちょっとだけ恥ずかしいのです。


 なんかこう、公衆の面前でもイチャイチャしてるバカップルが、急に周囲の視線に気づいたような、微妙ないたたまれなさを感じるのですよ。


 まあ、こんな森の中で誰に見られるでもないのですけどね。


 ともかく、もう夕方なので焼き肉で腹ごしらえをして、今日の活動は終了するのです。


 ランがどんな進化をするのか楽しみなのですね!




 おはようなのです!


 今日もすっきりすっかり目覚めは良好!


 さあて、ランの進化はどうなっているのですかね?


 ぱっと見、見た目は変わっていない、となりで眠るランを鑑定!



 ワイズファング(従魔)(アルビノ) lv1 ♀

 名前 ラン

 ランク D

 HP 160

 MP 80

 STR 110

 VIT 100

 AGI 120

 MGI 70


 スキル

 主従念話 魔力感知 魔力操作 魔力視 身体強化 気配感知 超嗅覚 隠密 光魔法 鑑定


 称号

 ミラの従魔 叡智ある魔獣 ミラとリルの妹分 忠誠を誓う者



 はい?


 えっ、どういうことなのですか?

 いきなり二階級特進して、ランクFからDになってるじゃないですか⁈


 しかも、スキルも増し増しの上、光魔法まで身につけているのですよ!


 なんだかずるいのです。

 わたしだって、キング戦の時に魔法があればもっと楽に戦えたのに。


 ……ひょっとして、名づけ親の能力に引っ張られるのですかね?


 そう考えると納得できるのです。

 リルの時も名前をつけただけで、魔力感知と気配感知を身につけていたのですから。


 リルにも、わたしがもっと力をつけてから名づけられたら、もっと強くしてあげられたのですかね。

 まあ仮定の話をしても仕方ないのです。


 ランのステータスは、アルミラージよりもバランス型の魔法戦士なのですね。

 しかも使える魔法が光なのがいいのですよ。


 回復要員は多いほど、パーティは安定するのです。

 強敵に出会ってしまった時に、わたしは攻撃にかかりきりになってしまうかもしれないのですが、そこでランが回復を担当してくれたら安心して戦えるのですよ。


 そんな強敵には会わないにこしたことはないのですけどね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] パーティが少ないうちは重宝する色々できるタイプ。でもメンバーが揃ってくると特化タイプに押されて2軍落ちという…… ゲームシステムによっては万能型も普通に必要だったりするんですけどね。 …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ