ヴォルパーティンガー その34 白オオカミちゃんが現れた! コマンド?
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素人のつたない作品ですが、これからも楽しんでいただけたら嬉しいです。
キィン!
森の中に澄んだ金属音が響き渡るのです。
リルが振るってきた角を、同じ姿をしたわたしが角で弾くことで、まるで刀を打ち合わせたような音が出るのですよ。
互いに距離をとって着地、間髪を入れずにリルが全速で突っ込んで来るのです。
わたしは地面に魔力を流しアースランスを発動。
するとリルは魔法の範囲をちゃんと避けて走るのですよ。
よし。きちんと魔力視を使いこなせているのですね。
まだ少し身体能力を持て余し気味なのですが、それでも木に突っ込んだり、すっ転んだりはしなくなったのです。
最初の頃にあった焦りも消えて、純粋に訓練に集中できているのですね。随分と上達してきたのです。
しか〜し! まだまだ未熟なのです!
この程度では、ご褒美はあげられないのですよ!
わたしはリルの攻撃をかわし、いなし、時には角で迎え打つのです。
ヴォーパルホーンの攻撃範囲も完全に見切って避けるので、リルは若干涙目なのですが、それでも攻撃の手は緩めないのです。
うんうん、リルは精神的にも強くなってきたのですね。
お姉ちゃんは嬉しいのですよ。
あれから、日課を続けてひと月くらいたったのですかね?
その間、森に入り込んできた魔物をリルに仕留めさせたり、わたしも魔法の練習を兼ねて仕留めたりしたのです。
今のところオーク以上の強い魔物はいないのです。
森の奥深くに行けば分からないのですけどね。
そうそう、ビッグボーアの魔石を食べさせた後、リルが剛体を習得したのです。ラッキーなのです。
そのビッグボーアは、リルがヴォーパルホーンで仕留めたのですが。
体高だけで2メートルはある巨大な猪の首を刎ねることはさすがに無理なのですが、それでも頸動脈含めて三分の一も切られれば充分即死するのですよ。
二匹とも多少はレベルも上がったし、それ以上に自分達の能力を使いこなせてきたのが大きいのです。
わたしも魔法と物理攻撃のマルチタスクを使えるようになったのです。
ただ、複合魔法はマルチタスクでは使えず、単属性の魔法だけなのですけどね。
それでも、単発なら複合魔法もすぐに発動できるようにはなったのですよ。
次は定番のあの魔法、いよいよ転移に挑戦してみるのですか!
と、今日の訓練をそろそろ終わりにしようかと思っていると、最近の懸案事項がやってきたのです。
わたし達から距離をとって、お座りの姿勢をとる姿は、以前助けた白オオカミちゃんなのですよ。
なんとか、朝、昼間(休憩中)、夜の一日三回投稿できたらと思いますが、無理だったら昼間と夜、さらにキツければ、昼間か夜の一日一回になるかもしれません。
自分は千文字でもヒーヒー言ってるのですけど、毎日定時で何千文字も投稿されている方達は、本当に凄いです。尊敬します。




