ヴォルパーティンガー その24 空飛ぶ角うさぎ。いや、ちょっとなに言ってるのか分からない。(半笑い)
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つたない作品ですが、これからも楽しんでいただけたら幸いです。
飛翔に風魔法を使えば、さらにスピードや旋回性能アップなのです。
そして、逆バンジーのスピードを飛翔に上乗せ、魔力角でチャージすれば、受けた敵はまさに木っ端微塵なのです!
自分にも衝撃がくるのですけど、そこは身体超強化と金剛体で吸収するのですよ。
魔力角に属性を付与すれば、「科○忍法・火○鳥」の再現も可能……もとい、ファイヤーチャージもできるのです。
さすがに音速は超えられないですかね。
角の形状が空気抵抗受けまくりな気がするのですよ。
角だけ変化してアルミラージの一本角にしたり、風魔法で空気抵抗を減らしたりできれば、ワンチャン、音速突破もアリですかね? 身体超強化すれば音速突破の衝撃にも耐えられるかもしれないですし。
超音速戦闘(角うさ)機。
いや、ちょっとなにを言ってるのか分からないですね。ト⚪︎プガンですか?
まあ、いずれ検証してみるのです。
今日のところはMPも減ったし、疲れたのでそろそろスィートマイホームに帰るのです。
このまま空を飛んで帰るとするのですかね。
そういえば、ゆっくり飛ぶのは初めてなのですよ。
キング戦で進化したてで飛んだ時には、周りの景色を見る余裕などなかったですし。
ちょっと高度を上げて周囲の地形の確認をするのも良いのですね。
ついでに飛翔の検証もするのです。
うん、やっぱり予想通り翼と魔力、両方に依存しているようなのですね。
翼をはためかせると同時に、翼に魔力を流すとスピードが上がったのです。
さらに風魔法で上昇気流を作り、高度をグングン上げていくのです。
太陽の位置から昼過ぎくらいなのです?
東の方向に街らしきものが見えたのです。
逆方向、北よりに小さい集落があるので、あれが兄が罠にかかった村なのですね。
まあ、恨むとかの感情はないのです。
人間も生きるために食べるだけなのですから。
それに、そもそも兄が人間たちの畑に手を出したのがいけないのですよ。
つまりは自業自得なのです。
いつも水場に使っている川は、蛇行しながら街に向かって流れていくのです。
川……今度、潜水魔法でも開発してみるのですか?
水上歩行も夢があるのですけど、飛べるからあんまり意味がないのですか。
まあ、ロマンに意味を求めるのも無粋というものなのです。
これもAランクの余裕なのですかね。
生きるのに必死な頃はロマンなど考えるヒマなかったのです。
これからはリルと二人、生活を楽しむ余裕があるといいのですけど。




