表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/624

ヴォルパーティンガー その8 だって角うさぎですし。おすし。

ブックマーク登録、ありがとうございます。

m(_ _)m


つたない作品ですが、楽しんでいただけたら幸いです。

 月神に捧げられし者は、言ってみればお供えなのです。


 日本的にいえば仏壇にお供えして、そのあと家族でわけて食べるみたいな。


 贄といっても殺して生贄にするわけではなく、存在丸ごと神様に捧げて、いったんは神様のものになったからこそ、少しだけど神性を帯びるのだと思うのですよ。


 ところで神性ってなんですかね?


『神性 神族やその眷属が帯びている神気や気配のこと。光属性以上に瘴気などの不浄なものを浄化する作用がある。一定以上帯びると眷属に、限界以上に大量に蓄えると神族に至ることも。』


 うわお。


 つまり、わたしは天使や神様予備軍ってことなのですか?


 すごいのです! 最弱の角うさぎから神様の御使いになど、大出世なのですよ!


 うさぎだから、いわば神獣なのです?


 いやいや、待て待て?

 なれると決まったわけではないのですが、神様の眷属がブラックな労働環境ってこともあり得るのですよ。


 御使いだけに、使い倒されたりしたら目も当てられないのです。

 就職先は慎重に決めるべきなのです。


 ……今、頭の中に「そんなことないよ〜」とうっすら聞こえた気がするのですけど、幻聴ですかね……。


 というか、人の頭の中にまでいちいちツッコマなくてもいいのですよ、ルーナ様。

 暇なのですか?


 また「相変わらず扱いがひどいな〜」なんて聞こえたような……。


 き、気にしないのです!

 よくよく考えてみれば、神様が見守ってくださったからこそ、タイミングよく助けてもらえたとも言えるのです。


 だから、のぞきとか、プライバシー侵害とか思ってはいけないのです!


 それに、どうせ超越者である神様なんだから、きっと並列思考(神)とか、思考加速(無限)とか持っているのですよ。

 だから、神様のお仕事をしながら、わたしの思考を覗くなど朝飯前なのですよ、たぶん。


 無限の思考力とか、どこのラプラスなのですか。

 未来予測もはかどるのですね。


 月神の加護は、普通にありがたいのですね。


 回復魔法の威力増とか非常に助かるのですよ。

 状態異常耐性や即死耐性も嬉しいのです。

 まだそういう攻撃をしてくる敵には会っていないのですけど、耐性が存在する以上、その攻撃もあるのですよね。


 生き残るためには、備えはありすぎるということはないのです。

 転ばぬ先の杖なのですよ。


 そして……そして、その、月神のこ、婚約者なのですが。


 まさか本当に自分が、婚約者なんてものになるとは思ってもいなかったのですよ。

 だって角うさぎですし。


 流行りの婚約破棄とか、されないように気を付けるのです?

 いやいや、されても文句は言えないのですね。

 角うさぎですし。おすし。


「そんなことしないよ〜」とか聞こえた気がするのですけど、気にしないのです。


 寿命が大幅に伸びるとか、け、けけ、結婚したら寿命が無くなるとか、なかなかにすごいことか書いてあるのです。

 さすがは神様の婚約者なのです。


 実際の所、このくらいでなくては神様のパートナーは務まらないと思うのですよ。

 ただし、普通の人間の精神で、永遠の命に耐えられるかは、別の問題だと思うのです。


 というか、わたしも耐えられる自信はないのです。

 最初はいいと思うのですけど、長くなれば心を守るために長期間寝て過ごすとか、あるいは眷属になる段階で精神構造が変化するのか、なってみないと分からないのですけどね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 魔女入信の儀式 新月の夜、真夜中に行われる。 入信者は膝まずき、右手を頭に、左手を足の裏に添えて、「魔女の守護者、月神ヘカーテよ。我が両の手の内にあるもの全てを捧げます。」と宣誓する。 祭…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ