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ヴォルパーティンガー その5 さぁ次はいよいよ魔法なのです!

『脱兎 逃走の上位互換。ランク、レベル差に関係なく逃げ足が速くなる。』


『統率 配下の部下、眷属などに対する指揮能力が上昇する。また士気を高く保つことができる。』


『念話 声に出さずに会話できる。範囲は魔力に依存する。』


『飛翔 飛行の上位互換。翼または魔力によって自在に空中を飛べる。速度、旋回性能は敏捷性または魔力に依存する。依存先は個体により異なり、敏捷性と魔力、双方に依存する者も存在する。』


 脱兎も統率も便利なのですが、使いどころは少ないと思うのです。


 ランクAであるヴォルパーティンガーのわたしが逃げることなど、よほどのことがない限りあり得ないのですから。


 別にフラグじゃないのですよ!


 統率にしても、率いるべき配下というか、かっ、家族はリルしか居ないのです。

 ……家族とか改めて言うと、なんか恥ずかしいのですね。


 念話は問題なく使えるのです。

 範囲が魔力依存なのも、わたし向きで良いのです。


 飛翔は……わたしは翼依存なのか、それとも魔力依存なのか、どちらなのですかね?


 まあ検証してみれば分かるのです。


 フフフン♪


 広範囲索敵からの〜、飛翔からの〜、遠距離攻撃が可能なのですよ〜。


 空を飛んでいれば、弓矢などの遠距離攻撃手段を持たない敵なら、一方的に攻撃できるのです!


 卑怯じゃないかって?


 甘いのです!

 避けられるリスクを避けるのは基本中の基本なのですよ!


 こんな無慈悲な異世界、生きててなんぼなのですから!


 さぁ次はいよいよ魔法なのです!


 土、水、風はまあ分かるのです。基本四属性のうちの三つですから。

 それぞれ出来ることの検証は必要なのですね。


 リルを回復した時に分かったのですが、この世界の魔法は呪文の詠唱は必要ないのです。

 大事なのは魔法の完成形のイメージと、魔力操作の精密度、あとは魔力の出力量なのです。


 そのどれかが欠けていたら魔法は発動しないのですよ。


 まあ、わたしは全てを高レベルで備えているのですけどね。

 ウフフフフフフ……。


 光と闇も大まかなイメージはあるのです。


 光は回復や浄化、アンデッドや悪魔やなんかに特効とか、闇は妨害、精神系、いわゆるデバフとかですか?

 ゲームによっては重力なんてのもあった気がするのです。

 使ってみれば分かるのですけど。


 最後に時空魔法なのです。


 いわゆるワープ、テレポート系やアイテムボックスやインベントリ的なものが使えたら嬉しいですね!


 テレポートが使えれば緊急避難もラクラク、いつでもスィートマイホームに帰れるのです。


 アイテムボックスにもバリエーションがあるのですが、容量や時間経過の有無によっては、大量に殺戮したオークや狼を保存していつでも美味しくいただくことができるし!


 夢が広がるのですね!


 時空魔法は、回復魔法についで優先的に要検証なのです!


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