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ヴォルパーティンガー その4 異世界転生してまで痴女デビューは嫌なのです!

ブックマーク登録、ありがとうございます。

m(_ _)m


つたない作品ですが、楽しんでいただけたら幸いです。

 気分も上がってきたし、次にいくのです!


『万物感知 魔力感知、気配感知の統合、上位互換。魔力感知及び、五感を駆使して周囲の生物、無生物の存在を察知する。』


『超感覚 五感の上位互換。すなわち、超視覚、超嗅覚、超聴覚、超触覚、超味覚の五つ。索敵範囲、毒物判定など、それぞれの感覚に基づく能力が大幅に上昇する。』


『気配完全遮断 隠密の上位互換。音だけでなく、姿、匂いも周囲から遮断する。気配感知などとは対抗するが、レベルの低い者には、目の前に居ても気づかれないこともある。』


『隠蔽 自身のステータスを自在に隠すことができる。鑑定とは対抗するが、自分のランク、レベルより低い者からはまず見破られることはない。』


 ウッホーイ、ウッヒョ〜イ!


 思わず変な声が出てしまったのですけど!

 これはすごいのですよ!


 キングにさんざんやられた索敵範囲外からの一方的な攻撃がわたしにも出来るのですか⁈


 万物感知に超感覚がのるのです。

 キングは超嗅覚だけで、わたしの索敵範囲を軽く上回っていたのです。

 それが、わたしは五感全てなのです!


 まあ触覚や味覚は索敵には関係ないのですけど、最低でも視覚、嗅覚、聴覚と、キングの三倍分の効果が期待できるのです!


 しかもですよ!

 気配完全遮断で、こっちは気づかれずに攻撃し放題なのです!


 これはテンションがおかしくなっても仕方ないのですよ!


 気配完全遮断で匂いまで隠せるのなら、もうオークにも見つからない!

 今度こそスィートマイホームでバックスタッブし放題なのです!


 リルのレベリングも進むというものなのです!


 隠蔽も地味にありがたいのですね。

 人間に変化出来るようになった(ただしマッパ)ので、ガチで美味しく「比喩でなく性的に」いただかれてしまう可能性が出てきたのです。


 これで繁殖なんて持ってたら、亜人系の魔物に襲ってくれと言っているようなものなのですよ。


 なので、見られたくないスキルは隠蔽するに限るのです。


 人に化けて活動する時にも使えるのですね。

 種族、ランクにしろ、能力値、スキルや称号もバレたら大騒ぎになること間違いなしなのですが、隠せればリスクを大幅に減らすことができるのです。


 たとえ鑑定されても、Aランクのヴォルパーティンガーより格上の人間なんてそうは居ないと思うのです。


 人間として活動することも、まずないとは思うのですけどね。

 それにマッパはまずいので、その前に着る物を手に入れなくてはいけないですし。


 まあ、ヴォルパーティンガーが変化した姿はとても美しいらしいので、ワンチャン、清らかな妖精さんとか女神様や聖女様的な立ち位置に出来なくはないのですが!

 敢えて恥をかいてまで挑戦したいとは思わないのです。


 異世界転生してまで痴女デビューは嫌なのです!


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― 新着の感想 ―
[気になる点] せめてパンツは穿きませう。恥じらいという高度な感情を持つ知的生命体として。 ……決して見えない中身より見えるパンツのほうが良いからとかの、私的な助言ではありません。ええ、決して(濁った…
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