番外編 その24 ミラさんの出産死闘伝①
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
大寒波がようやく抜けた今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは今頃コロナにかかって10日ほど身動きとれませんでした。久々に39度の熱がでまして、仕事休みだわ〜い♪ゴロゴロ寝たまま執筆し放題!と思ったら熱でそれどころじゃなかったです。ダルい、体が痛いし頭重い、咳出て眠れない。ゾコーバ飲んだら即平熱になりましたけどね。
遅くなった上に微妙な出来ですが、楽しんでいただけると幸いです。
ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!
これで良かったっけ?
『まだ早いわ、ミラちゃん! それは陣痛が強まってから! それまでは細い呼吸を心がけて。それと、なにもラマーズ法をやらなくちゃいけないわけではありませんからね? 自分で一番楽な呼吸を心がけなさい』
あれー、そうでしたっけ?
ひと通り勉強したはずなのに、本番でさっぱり忘れるとかアカンやろ、自分!
とりあえず深呼吸! すーーはーー。
さて、今は陣痛と陣痛の間の小康状態。
寝台に横向きに寝ているところに、まわりにはディアお母様はじめ、地母神アシュアンナ様、リル、ラン、レイ、オデットさん、ユルン、グルンと玉兎パイセン方が詰めているのですよ。
そのうちのリル、レイ、ユルグルコンビは応援係ですけどね。特に医学的知識があるわけでもないし、治癒魔法にしても地母神様がいるし、わたし自身も使えるから問題なし。しいて言えば、わたしの腰のあたりを撫で撫でする交代要員といったところですか。あとルーナ様もね。
というか、ルーナ様は立ち会う気満々なんですけど、大丈夫ですかね? 出産は結構グロいらしいんですけど。
『なにを言ってるのさ、ミラちゃん。
この生と死を司る月神に耐えられないグロなんて無いと断言しよう!
有史以来それはもう、ありとあらゆる死を見てきたからね。逆に僕を引かせるくらいのグロさに会ってみたいものだよ!』
そ、そうですか。
たしかに、これまで数え切れないほどの死を見てきたなら、並大抵のことでは引かないくらいの耐性はついてそうですね。
人の歴史、いや、動物や魔物も含めて綺麗ごとばかりじゃないですからね。それこそ戦争や拷問はじめ、魔物に生きたまま食われるなんてこともあるでしょうし。まあ、自慢にはならないですが。
『ルーナ。立ち会うのは認めますが、この部屋に居たいのなら静かになさい』
『はい、母上……』
ププッ。やーい怒られたー。
ほら、手が空いてるなら腰を揉むのです。そうそう。なかなか上手いじゃないですか。普段からパイセンたちをモフモフしてる経験が活きてるようですね。
……って、きたきたきたきたぁー!!
イタタタタタタタ!
痛い痛い痛いっつーの! このバカちんがー!?
誰だ! わたしの腰の中をメイスでドカドカ殴ってる奴は〜!
ルーナ様ですか!!?
『そんなわけないでしょ!? 内臓なんか直接叩けないってば!』
ううっ、痛いよう〜……。
『ほら、ミラちゃん。今こそ呼吸法を使うときよ?』
あっ、そうですね!
それ、ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!
……う〜ん。楽になったような、ならないような?
『羅魔阿不法。特殊な呼吸法により痛みを消し去り、無我の境地に至る術である。これを極めし者は受けた傷の痛みを無視して戦い続けることができるため、古代の武術家たちはこぞって、この呼吸法を修練したという。転じて、出産時の陣痛を柔らげるために使われるようになったのはごく近年のことである。民明書◯刊【出産の歴史】』
ちょっとルーナ様!!
その出版社はアカンやつじゃないですか!!
アプリを使って本文の原稿を縦書きに変換して、お直ししています。やっぱり、縦書きになると小説って感じがしていいですよね。^_^
段々と現実味が湧いてきましたわ〜。




