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番外編 その8 クレサンド公国公女

いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。m(_ _)m


明日は諏訪湖の花火大会。

勤務先が離れているためか、二年連続で仕事がお休みなので、ゆっくり見られます。家の屋根から。

ただし、目の前に馬鹿でかいホテルが二軒ありまして、その隙間からしか見えないんですよね。邪魔やわぁ〜。


これからも楽しんでいただけると嬉しいです。

『一年振りですか。久しぶりですね、フィリー、クリスさん。それとキャシーさんも。』


『ご無沙汰なのデス!』


「はい!お久しぶりです、ミラ様!それにレイ様も!」


「ようこそ月神殿へ。歓迎いたしますわ、ミラ様、レイ様。」


転移魔法で現れたミラ様と、その肩に乗るカラスのレイ様に、わたくしとクリスティアお姉様がご挨拶申し上げます。

後ろに控えていたキャサリーテは無言で深く頭を下げていました。


こうして、神殿の聖域でお迎えするのも三回目になりますね。

ミラ様が降臨される時は事前に月神様からクリスお姉様に神託が下りますから、こうしてお迎えに上がれるというわけです。


今日のミラ様は神としての本体ではなく、眷属であるリル様のお体を使って来られました。眷属化身と言うそうです。


以前の、大人のミラ様の姿を知っている身としては、リル様と同じくらい、12歳くらいのミラ様というのは少し違和感はあります。

お顔や体つきもリル様とミラ様が混ざった感じで少し丸顔ですし。


ですが、前回と前々回にいらした時には、もっと幼いお姿、それぞれ3歳と8歳くらいだったでしょうか?そちらも見ていますので、今さらですわね。

その時は、あまりの愛らしさに、思わず抱き上げて頬ずりなどしてしまいました。

ミラ様はそのような扱いに慣れておられるのか、諦めて、されるがままでしたが……あとでクリスティアお姉様に懇々とお説教されてしまいました……。神であるミラ様に対し、敬意が足りないと。


コホン。


神々が直接降臨するには様々な条件があるらしく、これほど頻繁にお見えになるだけでも、特別なことなのだとか。ですが……。


『友人を訪ねるのに何か問題でもあるのですか?』


と、ミラ様は頓着なされません。

神の一柱であらせられるミラ様に友人とおっしゃっていただけるだけでも、大変光栄なことでございます。

それと、ミラ様からはあまり(へりくだ)らないようにお願いされてもいます。会う度に友人に(ひざまず)かれるのは嫌だ、と。


ですから!

わたくしがミラ様に対してスキンシップが多いのも、距離が近いのも、ミラ様の望みなのですから仕方ないことなのです!友人として!

と、力説したらクリスティアお姉様のお説教は2時間に渡り延長されてしまいました……。ごめんなさい、お姉様。


堕ちた女神の化身に穢された聖域ですが、ミラ様が降臨されたことで再び条件を満たしたそうで、今ではミラ様をお迎えする場所となっています。

……降臨される度に神聖な雰囲気が増していますから、今では神域と言っても過言ではないかもしれませんね。


番外編第二幕は、テンプレで出会った公国のお姫様です。

数少ないミラさんのお友達ですね。

良かったね、ボッチじゃなくて。

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― 新着の感想 ―
[一言] 》ルーナ様『お願い、やめて⁈ 既になってるからっ(滝汗)』 神位序列実質一位:地母神。 神位序列実質二位:愛護神。  以外略。 親子のようです。
[一言] 》ひょっとしたら、ミラさんにも称号がついているかも。 》対象は技芸神様とか、あと年齢的にはオデットさんとか。 》実年齢で言えば、ほぼ年上しかいないんですけどね! ひとり、絶対確定なひとが抜…
[良い点] 》コロコロと視点が変わるのは読みにくいかな?と思い、今回は固定で行こうかと思ってますが、どうしよっかな。 コロコロ視点は、読み難いのであまり良くないですね。 特に一話の中で、読者にどのキ…
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