愛護神 その15 癒魂の唄
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。m(_ _)m
今月の売り上げが足りないからか、急遽来月のセールが前倒しに。なんか最近多いよなぁ、この展開。
あと3日しか残ってないんだから、諦めたらいいのに。
ミラ『諦めたらそこで試合終了なのですよ?』
ルーナ様『パクリは良くないよ、ミラちゃん。』
ミラ『パクリではなくて、リスペクトなのです!』
ルーナ様『開き直った!?』
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
『優しく 慈しみ深き我が主
愛護神の御名において
邪な者に惑わされ
囚われし魂たちよ 今ぞ 解放の刻
すべての苦しみから すべての悲しみから
すべての憎しみから 汝らを解き放とう
恨みを忘れ 喜びに変えよう
罪を浄め 新たな生へと
愛護神の恩寵をもって 安息へと導こう
汝らはすでに許され もはや縛るものはなし
さあ共に祝い 祈りを捧げよう……』
美しいソプラノで朗々と歌うオデット。
その体は薄っすらと白い光に包まれているのです。
そして、それを聞いているわたしたちの体も薄っすら光っているのですよ。
これが『癒魂の唄』ですか。
たしか、生者の精神を守ると同時に死者の魂を癒し浄化するとか書いてあったような。つまり、精神耐性アップと同時にアンデッドを浄化するというわけですね。
むっ。エルウィナスの体から黒い煙が上がっている? 少しは浄化が効いているのですか?
しかし、他の連中の物理攻撃と違い、完全に効果を及ぼすのは難しそうですね。
なぜなら、今や邪神と化したエルウィナスの支配力と対抗しなければならないのですから。
曲がりなりにも上位神に匹敵するというエルウィナスと、かたや亜神なりたて1レベルのオデットさんでは、能力に差があるのも仕方ないことなのです。
それでもアンデッド特効だから、少しは効いてるってとこですかね?
う〜ん。
ここにルーナ様の本神殿にあった、神器の鏡でもあれば結界を張ってブーストしてあげるのですけど……。
まあ無い物ねだりしてもしょうがない!ここは地道に削ってもらうのです!
『ならば、わたくしが伴奏して差し上げましょうか?』
……鈴を転がすような、この声は!
『遅参しましたこと、お詫び致します。
そして、新たに昇神されたこと、お慶び申し上げますわ、ミルラーナ殿。』
技芸神様ですか!
振り返るとそこには、軽やかに宙を踏み締めて、フワリと華麗な衣装をなびかせる一人の美女が。
高く結い上げてから背中に流したサラサラの黒髪。
紅く朱を引いた一重まぶたに、深い輝きを宿した漆黒の瞳。
右肩や、くびれた腰とおへそが見えているのですけど、やっぱり下品な感じはしないですね。むしろ優雅というか。
明るい色とりどりの長い布を体に巻き付けた、アジア系の民族衣装風な感じ。
アクセサリーも真珠っぽい白い石が連なったネックレスに、二重になった金色のブレスレットやアンクレットが大人の色気を引き立てているのですよ。
相変わらずのセクシービューティーっぷりですね!
微笑みつつ優雅に礼をとり、軽く頭を下げる技芸神様。
いえいえいえ!こちらこそ、ご助勢に感謝するのです!
『ホホホ。契約しておりますからね?当然のことでございますよ。
それに……新たに眷属とされた白鳥の娘は、なかなかの歌い手であるご様子。
これは技芸を司る者として、見逃してはおけませぬゆえ。』
と、どこからともなく竪琴っぽい弦楽器を取り出すとポロロンとかき鳴らすのです。
『さあ! 魂鎮めの調べにのせ、共に技芸の高みへと参りましょうぞ!』
ようやく技芸神様登場。
技芸神サラサ様の衣装は、インド風の民族衣装っぽい服です。サリーでしたっけ?
お顔もアジア系ですし、似合いそうですね。
あと、歌詞って難しいですね。(^^;
最初は阿部マリア……じゃない、アヴェマリアとかを参考にしようと思ったんですけど、まだミラさんは聖『母』ではないですからね。ごた娘は居ますけど。




