愛護神 その2 新たな神の力なのです!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。m(_ _)m
朝起きて、階段を降りる時に右足首を痛めたっぽいです。イタタタ。
歳のせいか、朝起きると体が固いんですよね。
痛めないように、起きたらまず柔軟体操かな?
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
『ナNダと⁈』
呪闇の波動が、光の波動に変換されてエルウィナスの左半身を直撃したのです!
魔力を増幅していた三本の左腕のうち、上の二本を失い、下の一本もボロボロになったのですよ。
これなら六本の腕で増幅していた、最大出力の波動砲は撃てないはず。
まあ、仮に出力の落ちたやつを撃ってきたとしても、また反射してやるだけですけどね。
ついでに、さっき左半身を吹っ飛ばされたお返しなのです! ザマァ!
さてと、エルウィナスが態勢を立て直す前に、こちらの陣営も立て直さないと。
具体的には、ディアお母様をはじめ、水火風の龍王たちの回復をするのですよ。
今のわたしならば、神眼も完っ璧に使いこなせる上に権能も自由自在。
さらには並列思考(神)で四人の龍王を同時に認識、呪いを解き神気で完全回復させるのです!
見よ! これが新たな神の力なのです!
遠く吹き飛ばされていた、ディアお母様、水龍王、火龍王、マナお姉様の体が同時に黄金に光り、即座に傷が癒されまっさらな状態に。
突然の変化に驚きを隠せないようですね。
まあ、その前の神様宣言から驚いていたとは思うのですけど。
『ミラ……あなたは……。』
ええ、お母様。もう心配はいらないのです。
あとはわたしに任せて、ゆっくり高みの見物と洒落込んでも大丈夫ですよ?
かつて、わたしを守り育ててくれたように、今度はわたしがお母様たちを……大切な愛する家族を守るのです。
『そうですか……ついに至ったのですね。
ミラ、あなたが神となる日を、あの日の続きをどれほど待ち望んだことでしょう!
ですが、ただ見るだけでは、わたしたちは満足できませんからね。ここからが本番なのだから。』
『そうだぞ? ミラ。
この姉を差し置いて、美味しいところを持っていくなど、我は許さんからな?』
『そうですよ、これからやり返すのでしょう?』
『俺たちも混ぜてくれよな!』
フフフン♪
まあ別に手伝ってもらってもいいですけどね?
『ミラお姉ちゃん! リルも! リルもお手伝いするのよ!』
『ミラお姉様、昇神なされたこと、まことにおめでとうございます!
リルお姉様がおっしゃるように、わたしたちも微力ながら協力させていただけないでしょうか?』
『あっ! ミラお姉ちゃんは神様になれたのよね? おめでとうなの!』
『ミラ様、やはり最後まで諦めなくてよかったですね……。』
うんうん、みんなが信仰を集めてくれたおかげなのですよ? こちらこそ、ありがとうなのです。
『ママ姉ちゃん! レイは心配なんてしていなかったのデス!』
嘘つけ! さっき泣いてたやろ、お前は!
まあ、それはいいとして。
せっかくだから、みんなにも手を貸してもらうのです!
まずは神眼と並列思考でリルたちを確認。
まだまだ遠く離れているから、神様パワーで全員を転移!
はい、みんなこっちにおいで〜?
さらにリル、ラン、レイ、オデット。みんなにはわたしの眷属になってもらうのですよ!
これで従魔時代の絆を取り戻すと同時に、新しい神様パゥワーでレベルアップするのです!




