神兎 その131 総員退避〜!!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
う〜ん、また冗長になってきてる気がする……。
こう、サクッと終わらせられないものか。
ちゃんとメインキャラ全員が活躍して〜納得いく理由付けで〜八方丸くおさまる大団円で〜短く分かりやすい文章で〜〜。
なんて、そんなことができるなら最初から小説家目指してますよね。(^^;
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
亜神としてレベルが上がってはいるけれども、まだまだエルウィナスを圧倒するほどではないですし、どれだけレベルアップすれば神へと至れるのかも分からないまま。
なにかこう、きっかけが必要なのかもしれないですね。
それが何かも分からんちんですが。
っとお⁈
呪いの気配に素早く身をかわすのです!
ふー。危ない危ない。やはり神眼持ちっぽいですね。4、5キロ離れたわたしたちにピンポイントで呪詛をかけてこれるなんて。
ん? 待てよ。
わたしだって神眼を持ってるのですから、逆にこっちからも遠距離魔法をかけることも可能ですよね。
いや、でも魔力を遠距離に集めたら、神眼にはバレバレであっさり相殺されるかも。
それに全元素衝破レベルでないとダメージを出せてもすぐに回復されてしまいそうですね。まあチクチク嫌がらせ攻撃としては悪くないですけど。
と、いうわけで。
レベルの上がった亜神様の高魔力と思考加速を使って、エルウィナスに魔法の絨毯爆撃をかますのです!
ランちゃん直伝の水蒸気爆発魔法に、定番の光の槍雨、地面からはアースランス。風は…………。
マナお姉様が期待した目で見てくるのですけど、高威力の風魔法が思いつかない……!
えーっと、えーっと!とりあえず鎌鼬マシマシのウィンドストームで!
……チュドドドドドドドドーーーン!!!
エルウィナスのすぐそばで次々と巻き起こる大爆発!
距離が離れているからか、ちょっと間抜けな音が数秒遅れて聞こえてくるのです。遠くで見る花火みたいですね。
プラスすることの、光と土の槍で串刺し。
さらにエルウィナスをすっぽり覆うほどの竜巻を発生させて切り刻むのですが……。竜巻が収まった後、神眼で確認してもたいしたダメージにはならなさそう。
まあ、もっとレベルが上がるまではチクチク削るしかないですか。
と、向こうも怒って反撃してくるようですね。
さっきの大爆破みたいな魔力の収束をしているのですよ。
具体的には、六本の腕から武器を手放し、手を頭の前に六角形になるようにかざして魔力を集中しているのです。
武器はフワフワと周囲に浮いているのですが、そんなことよりも魔力の集中具合がさっきのよりもヤバげですね!
さっきの大爆破は体全体から放射した、全方位攻撃だったのですが、今回は同じかそれ以上の魔力を一箇所に集中しているわけで。
その威力は……ちょっと考えたくないレベルですね。
そして、収束した魔力の塊に向かって大きく口を開き……。
闇色のブレスとともに解き放ったのです!
アレはさすがにヤバい!!
総員退避!退避ーー!!
超爆裂魔波の次は、魔貫光殺砲(六本腕)……。




