神兎 その117 水風複合、メイルシュトロームブレス!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
もうすぐ新しいシリーズが出るというのに、ロマサガ3のリマスター版を買ってしまいました。(^^;
だって安かったし(セールで千円そこそこ)、周回で強くてニューゲームができるっていうし。
遊んでみると、やっぱ好きだわー。
というわけで、ロマサガに集中したいので執筆はお休みです。カサイサンの次回作にご期待ください。
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
ディアお母様と火龍王様が息を合わせて放つ溶岩流ブレス!
その名にふさわしく激しく噴き出す火山のよう……って、これはもうただの噴火ってレベルじゃないですよね⁈
隣り合う二体の龍王の口から吐き出されたブレスが、数メートル先で合流。そこから爆発的に広がり、溶岩流が高速でほとばしるのです!
そして、不意をつかれたエルウィナスに直撃したのですよ!
背中をほどよく炙ったところで、気づいたエルウィナスが体を翻し、虹色の盾で本体を中心に防御するのですが、その盾もみるみる溶かされていくのです!っていうかブレスの範囲が広くて、まるで防ぎきれていない!
これはエグいですね!
ただでも強力な龍王のブレスが、属性が複合したために威力が倍以上になった上、攻撃範囲も広くなっているのですよ!
さすがに数百メートルはあろうかという全身には当たってないですが、上半身は充分範囲に収めているのです。
お母様の亜音速礫弾ブレスに、火龍王様の超高温プラズマブレスが合体したことで、質量を持った超高温溶岩流ブレスとなったのですね。
……いやー怖いわー。
絶対に受けたくないのです。
まあ、わたしとお母様たちが敵対することなどあり得ないから大丈夫ですけどね。
お母様も火龍王様も身体超強化をしているから、うっすらと体が光っているのですが、それぞれ濃い茶褐色と緋色の鱗が輝いて美しいですね。
溶けかけた盾でなんとか防ぎ、身をよじってブレスの範囲から外れたエルウィナス。
溶岩流ブレスは威力、範囲ともに申し分ないですが、繊細なコントロールが必要なんですかね?角度を変えて掃射とかはできないようですね。避けられたらそこで終わりっぽい。
それでも、全身をこんがりと焼き削られたようですね。
いく本かの腕はなかば以上溶けかけて骨まで見えているし、胴体も肋骨が見えるほどに削りとられ、上半身全体が黒く焦げているのですが……。あのブレスを受けて、この程度の損傷で済んでいるあたり、さすがと言うべきですかね。
すでにボコボコと泡立ち修復が始まっているし。
憎々しげに表情を歪めて、お母様と火龍王様を睨んでいるのです。
と、そこへ今度は水龍王様とマナお姉様が……なんか一人だけお姉様と呼ぶのは微妙な気が。ま、まあそういうことは後で考えるのです!
とにかく、お次は水龍王様とマナお姉様の出番なのです!
お母様たちと逆サイドから水風複合ブレス!
水龍王様の超高圧水流ブレスと、マナお姉様の超高圧縮竜巻ブレスの複合は……。
そう!大渦潮ブレス!
昔のゲームにありがちなシビアなバランスがいいんですよね。
わりと序盤のボス相手にさっそく全滅しましたし。
これこれ!これやがな!(๑>◡<๑)
あと、サガといえば技の閃き。
苦しいボス戦で強力な技を閃いて、逆転するのが燃えるんですよね。使えない技を閃くこともありますが、それもまた良き。




