間話 その46 虹蛇の分体(グルン) う〜〜ん。ピンチですね〜?
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
またまた、うたた寝してしまい、朝起きてから書き上げました。ミスがあるかもしれないから後で直しますが、とりあえずは遅刻で許してくださいませ。
これからも楽しんでいただけると嬉しいです。
う〜〜ん。
最初はよかったんですけど〜、だんだんと苦しくなってきましたね〜〜?
神獣変化したリルさんにつかまって……ん〜?絡まって〜?
まあ〜、一緒に戦ってるんですけど〜。
不意打ちで黒鳥の翼を落として〜、足止めしてたんですけど〜〜。その後警戒した黒鳥たちは〜簡単には翼を攻撃させてくれなくなったんですよ〜ね〜〜。
まずは、地面に落ちた黒鳥から〜魔法とブレスが飛んできて〜。それに合わせて〜飛んでる黒鳥からも飛んできて〜。
角度と範囲が違う攻撃を〜避けるのに精一杯になっちゃったんですよね〜〜。
かといって高度を上げて〜攻撃範囲から離脱すると〜?
今度は飛んでる黒鳥が先に進もうとするし〜〜。
この人(?)たち性格悪そうですよね〜〜?そんなんじゃモテませんよ〜〜?
『グルンくん!このままじゃやられちゃうの!
一か八か、地母の聖餐で地上の黒鳥だけでも倒せないかなぁ?』
『う〜ん……。あんまりおすすめしないですね〜〜。
ここで焦って勝負をかけるよりも〜時間稼ぎをする方がいいと思いますよ〜〜?』
『でもでも!せっかく地上に落とした黒鳥たちも、翼がだんだん再生してきてるの!
このままじゃあ、リルたちの方が足止めされちゃうのよ?』
……一理ありますね〜〜。
もし再生が終われば〜五匹すべてが飛ぶわけですからね〜〜。
二、三匹で足止めされたら〜こっちには止める手段が無いのですよね〜〜。
『分かりました〜〜。少し危険ですけど仕方ないですね〜〜。
次に闇魔法で攻撃されたら、わたしが吸収しますから〜その隙に地面に潜りましょうね〜〜?』
『ありがとうなの!』
それから回避に専念してもらって〜闇魔法が来るのを待っていると〜〜?来ましたね〜〜!
『今ですよう〜〜!』
『分かったの!』
地上から放たれた闇魔法の雨を〜わたしの鱗で吸収〜〜。
リルさんの全面をカバーはできないですけど〜、そこは体を動かしてなるべく防ぎますね〜〜。鎧がある部分は鎧に任せます〜〜。
リルさん地面にめがけて〜突っ込んでいきます〜〜。
あと少しで地下に潜れると思った、その時に〜〜?
後方からブレスが〜〜!!
『グルンくん⁈』
アイタタタ〜〜……。
とっさに尻尾でカバーしたけど〜千切れてしまいましたね〜〜。
さすがは腐っても神獣ですね〜〜。
と、わたしのことはいいですから〜動きを止めたらまずいですよう〜〜!
『きゃあああ⁈』
地上にいた黒鳥からのブレスに吹き飛ばされちゃいましたね〜〜……。かろうじて鎧で防げはしましたけど〜〜。
う〜〜ん、ここまでですかね〜〜?
『リルさん、地面に潜って逃げましょうーか〜〜?』
『それはできないの!ミラお姉ちゃんに託されたのに、できないなんて嫌なのよう!』
でも、このままじゃ〜〜……あっ?まずいですね〜〜!
黒鳥たちがブレスの集中攻撃してきました〜よ〜〜!?
ここは僕が〜〜体を張って防ぐしかないかな〜〜。分体だから死んでも大丈夫だし〜〜。でも防ぎきれるかな〜〜?
『ミラお姉ちゃん……!』
……まあ頑張ってみましょうね〜〜。可愛い姉妹たちのために〜〜。
覚悟を決めて盾になろうとしたら〜リルさんとは違う声が聞こえてきたんです〜〜。
そして、もの凄い速さで黒鳥とわたしたちの間に入ると〜その体でブレスを受け切ったんですよ〜〜!
『お前たち、よく頑張った。
フン。我に風のブレスは効かない。
この風龍王にはな!』
……ちょっとドヤ顔っぽいですね〜〜……。
出た!お助けキャラ!




