神兎 その104 縦ロール髪ドリルvsバックスタッブ お命頂戴するのです!
いつも、つたない作品をお読みくださいまして、ありがとうございます。
m(_ _)m
寒くなると、スマホの充電の減りが早くなる気がします。これも長く使ってるからなぁ。
ちなみに愛機はiPh◯ne7。古っ!(^^;
でも、まだ使えるからいいんです。
そんな古いスマホからポチポチ書いてますが、これからも楽しんでいただけると幸いです。
送り出したリルたちも心配ですが、今は目の前のラスボスに全集中!
空に浮かんで悠然と構える堕女神エルウィナス。
さすがの貫禄というべきか。
ちょっと見下しているっぽい目つきが小憎らしいですね。
二筋に別れて渦巻いていためっさ長い髪は解けて、うねうねと周囲に広がっているのです。
もしかして伸縮自在?明らかに堕女神の体よりも長いし。
そこへ向かって飛びたつ、わたしとディアお母様なのです。
先行しながらも、牽制の光槍の雨!魔力マシマシバージョン!
一本一本が3メートルを越える長さの極太の槍が山ほど飛んでいくのです。
さらには転移魔法を構築して準備状態に。
槍の雨に注意を取られている間に、背後に転移してバッサリ斬るっていう寸法なのですよ。
さあ、どう対処するのですか?
堕女神はハンッと鼻で笑うと(イラッ)、右側の髪を扇状に広げて……扇いだ⁈
広範囲に降り注ぐ槍の雨を、さらに広がる髪で迎撃というか叩き落としたというか。
闇の魔力と瘴気が、光槍と相殺して連続した爆音が鳴るのです。まるでデカい爆竹を鳴らしたかのようですね。
槍が当たった部分は髪も消滅してるのですけど、すぐに伸びて消えた部分を補っているのですよ。
まったくの無傷で終わった牽制ですが、それは想定内。
本命はこちら!ジャジャン!転移!
………………えっ?発動しない⁈
なんで!
『むっ。ミラ、エルウィナスの周囲をよく見てみなさい。』
堕女神の周りったって……あれっ?
なんかうっすら魔力が流れているような。
『おそらくは薄く髪を広げ、そこに魔力を通しているのでしょう。
転移できるとしたら、あの髪の防衛網の外側にしかできないでしょうね。厄介な。』
むむむ。ならば、その髪防御線の外へ転移して、ディアお母様と挟み撃ちってのはどうですか?
『いいでしょう。ですが、気をつけるのですよ?ミラ。』
お母様は心配性ですね。
さっさとぶった斬って、終わりにしてくるのです!
飛ぶ速度を上げ剣に魔力を通して、いかにも近接戦闘に挑みます!という構えを見せると。
堕女神の髪が複数の束になって、また渦巻き?
いや!これは縦ロール!
ガチのドリル(掘削機械の方)なのです!
そのドリルがバネのように伸びてくるのですが、残念!
わたしはすでに転移魔法を行使しているのですよ!
速度が乗ったまま堕女神の背後に、はい到着!
ちょっと離れているけど!
そのままのスピードで斬りかかる!
お命頂戴するのです!
最近はストックがまったく無くて、自転車操業中です。
もし、間に合わなかったら、原稿を落としたと思ってくださいませ。……という言い訳も何回目でしょうね。(^^;
言うて、日付間違い以外で落としてないのは、我ながら誉めてあげたいです。




